セキュリティ・通信

ノートン 360の料金と3プランの違い 1年目と更新時の価格・自動更新・返金の条件を公式情報で整理

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ノートン 360には台数と機能の違う3つのプランがある。買う前に見ておきたいのは、1年目の価格と2年目以降の更新価格が別の数字だという点だ。先に答えをまとめる。

  • スタンダードは1台版と2台版、デラックスは最大3台、プレミアムは5台版と10台版がある
  • 1年目の価格(税込)はスタンダード1台版4,780円、デラックス7,680円、プレミアム5台版12,980円
  • 更新価格表(2026年3月より適用)ではスタンダード1台7,980円、デラックス11,480円で、1年目より高い
  • キャンセルしない限り自動で更新され、年ごとの請求は更新日の35日前までに行われる
  • 年間ライセンスは初回購入から60日以内なら、キャンセルして全額返金を受けられる
  • 無料体験版はあるが、体験できる日数はページ本文で確認できなかった

この記事はノートンの日本公式サイト(jp.norton.com)と利用規約を2026年10月18日に確認してまとめたものである。1年目の価格は製品ページの税込表示をそのまま載せた。筆者が使った感想ではなく、公開されている情報の整理である。

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ノートン 360の3プランの違い

3プランの差は、守れる台数とクラウドバックアップの容量、それにダークウェブモニタリングや保護者機能の有無である。製品ページと更新価格表から拾った数字を1つの表にした。

項目 スタンダード デラックス プレミアム
対応台数 1台版 / 2台版 最大3台 5台版 / 10台版
VPN あり あり あり
パスワード マネージャー あり あり あり
クラウドバックアップ(Windows向け) 10GB 25GB 料金表 5台版50GB / 10台版75GB
製品ページ本文「最大100 GB」
ダークウェブモニタリング 製品ページ内で記載が分かれる(下記) あり あり
保護者機能 機能一覧に記載なし あり あり
1年目の価格(税込) 1台版 4,780円
2台版 4,980円
7,680円 5台版 12,980円
10台版 19,980円
3年版の価格(税込) 1台版 11,980円
2台版 確認できず
14,480円 5台版 42,880円
10台版 59,940円
更新価格表の年額 1台 7,980円
2台 8,980円
11,480円 5台 12,980円
10台 19,980円

表の補足を3つ書いておく。

1つ目は税込表記である。1年目と3年版の価格は製品ページに「(税込)」と書かれている。一方、更新価格表には税込・税抜の記載がない。そのため更新価格の列は表の数字をそのまま載せた。

2つ目はプレミアムのバックアップ容量である。料金表では5台版が50GB、10台版が75GBとなっている。製品ページの本文には「最大100 GBのクラウドバックアップ」とあり、両者が一致しない。どちらが正しいかは確認できなかったので併記した。クラウドバックアップはどのプランもWindows向けの機能である。

3つ目はスタンダードのダークウェブモニタリングである。1台版の機能一覧には載っていない。ところが製品ページ本文には「ダークウェブ上で個人情報を検索するための機能」が付属すると書かれている。脚注には「ダークウェブモニタリングは、一部の国では使用できません」ともある。この機能を重視するなら、デラックス以上を選ぶほうが記載ははっきりしている。

なお料金表には、ノートン 360 for Gamers(3台、25GB、更新価格表の年額11,480円)の行もある。本記事では3プランに絞って扱う。

対応OS

製品ページの脚注には、Windows 10とWindows 11(どちらもSモードを除く)、macOS 10.13以降、Android 10.0以降が書かれている。iOSの対応版数は確認できなかった。システム要件ページは取得できなかったため、iPhoneやiPadで使う場合は購入前に公式サイトで確かめてほしい。

1年目と2年目以降の支払い額

ノートン 360の1年版は、初回にプロモーション価格が適用される場合がある。2年目からは更新価格で自動更新される。価格表の注記には「お客様がキャンセルしない限り、ここに記載されている料金で毎年自動的に更新されます」とある。

1年目と更新1回分を足した2年間の合計を、当サイトで計算した。更新価格は表示どおりの数字を足しているため、税込・税抜の扱いは上の表と同じく確定していない。

プラン 1年目(税込) 更新時の年額 2年合計(当サイト計算)
スタンダード 1台版 4,780円 7,980円 12,760円
スタンダード 2台版 4,980円 8,980円 13,960円
デラックス 3台 7,680円 11,480円 19,160円
プレミアム 5台版 12,980円 12,980円 25,960円
プレミアム 10台版 19,980円 19,980円 39,960円

デラックスで見ると、1年目は7,680円だが2年目は11,480円になる。差は3,800円である。スタンダード1台版も4,780円から7,980円へ上がる。プレミアムは1年目と更新価格表の数字が同じだった。

1台あたりで見ると

更新価格表の年額を台数で割ると、1台あたりの金額は次のようになる(当サイト計算、1円未満切り捨て)。

  • スタンダード 1台: 7,980円
  • スタンダード 2台: 4,490円
  • デラックス 3台: 3,826円
  • プレミアム 5台: 2,596円
  • プレミアム 10台: 1,998円

台数の多いプランほど1台あたりは下がる。ただし使わない枠が残れば意味がない。実際に入れる台数で比べるのが前提である。

3年版はどう見るか

3年版は「最初の 3 年間」の一括表示である。デラックスの3年版は14,480円だった。1年版を買って2回更新すると、7,680円+11,480円+11,480円で30,640円になる(当サイト計算、更新価格が変わらない場合)。

ただし3年後の更新価格は確認できなかった。また更新価格は変更される場合がある。プレミアム5台版は、3年版を3で割った金額(約14,293円)が1年版の1年目12,980円より高い。プランごとに数字を見比べてから選びたい。

自動更新の仕組みと止め方

ノートン 360の年間ライセンスは、キャンセルしなければ自動で更新される。製品ページの記載をまとめると次のとおりである。

  • 請求が発生する前にキャンセルしなかった場合、ライセンスは自動的に更新される
  • 年ごとの請求は、更新日の35日前までに行われる
  • 年間ライセンスは、更新料金が書かれた電子メールが事前に届く
  • 更新料金は初回料金より高くなる場合があり、変更される場合もある

利用規約(ライセンスおよびサービス契約)には、キャンペーン終了後は「その時点で適用される価格」で自動更新されると書かれている。購入時の更新価格がそのまま続くとは限らない。価格表にも、更新価格が変わる場合は事前に電子メールで知らせるとある。

止め方

自動更新は、ノートンのアカウント(my.norton.com)にサインインして止められる。利用規約には、購入後いつでも自動更新のキャンセルを含むライセンス設定の変更をmy.norton.comで行えると書かれている。アカウントで操作するほか、ノートンに問い合わせてキャンセルすることもできる。

注意したいのはキャンセルが有効になる時期である。利用規約では、キャンセルと返金ポリシーに別の定めがない限り、キャンセルはその時点のライセンス期間の終了時に有効になる。止めた日に使えなくなるわけではない。

家電量販店などの認定リセラーや勤務先を通じて買った場合は、その販売元の指示に従ってキャンセルする。

返金の条件

製品ページには次の一文がある。

月間ライセンスの場合は初回購入から 14 日以内、年間ライセンスの場合は初回購入から 60 日以内であれば、ライセンス契約をキャンセルして料金の全額を返金として受け取ることができます。

特定商取引法に関する情報のページにも「購入日から60日以内にご依頼いただければ、年単位のライセンスの返金を受けられます」とある。利用規約では「ほとんどの場合、弊社から直接購入した年間ライセンスには、60 日間の返金期間が適用されます」と書かれている。

日本の製品ページで選べたのは1年版と3年版だった。月間ライセンスの14日は、月額で契約している場合の条件として読んでおけばよい。

返金ポリシーの単独ページは今回取得できなかった。原文は「初回購入から」となっており、自動更新で支払った分が同じ扱いになるかは確認できていない。更新分の返金を考えているなら、カスタマーサポートに確認してから動くのが確実である。

このほか製品ページには、ノートンの専門家がウイルスを駆除できない場合に全額返金するという保証も載っている。この保証を使うには自動更新サービスへの登録が必要で、制限事項もあると脚注に書かれている。

支払い方法

特定商取引法に関する情報のページでは、支払い方法として「クレジットカード」と「コンビニ、銀行振込、ATM決済」が挙げられている。製品はインターネットを通じて提供され、支払いを受けた時点で配送されると書かれている。

無料体験版について

公式サイトのヘッダーには「無料体験版」のリンクがある。ただし、製品ページ本文では体験できる日数を確認できなかった。利用規約によると、体験版の期間はノートン側の裁量で決まる。また、関連するサービスのライセンスを以前に購入していない人だけが体験版を使える。

プランの選び方

選ぶ順番は次の3つで足りる。

  1. 守りたい機器の台数を数える
  2. ダークウェブモニタリングや保護者機能が必要か決める
  3. 1年目だけでなく更新価格表の年額も見て、2年目以降の予算に収まるか確かめる

台数は、パソコンだけでなくスマートフォンとタブレットも含めて数える。製品ページでは、パソコン、Mac、スマートフォン、タブレットを合わせた台数で守れると説明されている。

1人でパソコン1台とスマートフォン1台を使うなら、スタンダード2台版で数は足りる。夫婦でスマートフォン2台とパソコン1台なら3台なので、デラックスが候補になる。家族全員の機器を数えて4台を超えるなら、プレミアムの5台版か10台版である。

よくある失敗

更新価格を見落とす
1年目の価格だけで予算を組むと、2年目に請求額が上がって驚くことになる。デラックスなら7,680円が11,480円になる。購入前に更新価格表(jp.norton.com/pricing)を開いておく。

請求のタイミングを更新日だと思い込む
年ごとの請求は更新日の35日前までに行われる。更新日の直前に止めようとしても、すでに請求が済んでいる場合がある。続けるか迷っているなら、更新日の1か月以上前に決めておく。

台数を少なく数える
パソコンだけを数えてスタンダード1台版を買い、あとからスマートフォンも守りたくなる例である。手元のスマートフォンとタブレットも先に数に入れておく。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • セキュリティ対策、VPN、パスワード管理を1つのアカウントでまとめたい人
  • Windowsパソコンのファイルをクラウドにバックアップしたい人
  • 家族の機器をまとめて管理したい人(デラックス以上で保護者機能が付く)
  • 購入後60日の返金期間を使って、合うかどうか試したい人

向いていない人

  • 2年目以降も1年目と同じ金額で使えると考えている人
  • 自動更新の管理をしたくない人
  • Mac中心でクラウドバックアップを使いたい人(バックアップはWindows向け)
  • iOSの対応版数を購入前に必ず確かめたい人(今回の取得範囲では確認できず、公式サイトでの確認が必要)

よくある質問

Q1. ノートン 360の1年目の価格は税込か

製品ページの1年目と3年版の価格には「(税込)」と書かれている。更新価格表には税込・税抜の記載がない。

Q2. 2年目はいくらになるか

更新価格表(2026年3月より適用)ではスタンダード1台7,980円、2台8,980円、デラックス11,480円、プレミアム5台12,980円、10台19,980円である。ただし自動更新は「その時点で適用される価格」で行われ、価格は変わる場合がある。

Q3. 自動更新はいつ請求されるか

年ごとの請求の場合、更新日の35日前までに請求される。年間ライセンスでは、更新料金を書いた電子メールが事前に届く。

Q4. 自動更新を止めるとすぐ使えなくなるか

利用規約では、キャンセルはその時点のライセンス期間の終了時に有効になる。期間が残っていれば、それまでは使える。

Q5. 返金は何日以内なら受けられるか

年間ライセンスは初回購入から60日以内、月間ライセンスは初回購入から14日以内であれば、キャンセルして全額返金を受けられると製品ページに書かれている。

Q6. 無料体験は何日間か

製品ページ本文では日数を確認できなかった。利用規約では、体験版の期間はノートン側が指定すると書かれている。

Q7. スマートフォンも台数に入るか

入る。製品ページでは、パソコン、Mac、スマートフォン、タブレットを合わせて最大何台まで守れるかが書かれている。

まとめ

ノートン 360は、台数と付く機能でスタンダード、デラックス、プレミアムの3つに分かれる。1年目の価格(税込)はスタンダード1台版4,780円、デラックス7,680円、プレミアム5台版12,980円である。更新価格表ではスタンダードとデラックスの年額が1年目より高い。

年ごとの請求は更新日の35日前までに行われ、自動更新はmy.norton.comで止められる。年間ライセンスは初回購入から60日以内なら全額返金の対象になる。台数を数え、更新価格まで見てから選べば、2年目の請求で慌てずに済む。

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出典と確認日

以下はすべて2026年10月18日に確認した。

販売事業者は特定商取引法のページで「株式会社ノートンライフロック」と表記されており、本記事もこれに合わせた。利用規約の日本語版では「ノートンLifeLock」と表記されている。製品ページには、ノートンはグローバル企業Genの一部と書かれている。返金ポリシーの単独ページとシステム要件ページは確認日時点で取得できなかった。

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アイキャッチ画像: "Secured laptop.jpg" by Richard Nowell(Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)。トリミング・縮小して使用。元の画像 ライセンス CC BY-SA 4.0

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