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ロリポップ!とは?5プランの料金・選び方とドメイン無料の条件を公式情報で整理

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ロリポップ!レンタルサーバーは、GMOペパボ株式会社が運営する共用レンタルサーバーだ。プランはエコノミー、ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズの5つで、同じプランでも契約期間によって月額が変わる。先に結論を書く。

この記事の結論

  • WordPressでブログを始めるなら、候補はライトかハイスピード。エコノミーにはWordPress簡単インストールがない
  • 独自ドメインの「ドメインずっと無料」が付くのはハイスピードとエンタープライズだけで、12ヵ月以上の契約と自動更新の設定が条件
  • 月額は契約期間が長いほど下がる。ライトは1ヵ月605円から36ヵ月330円、ハイスピードは1ヵ月1,430円から36ヵ月660円
  • 初期費用は全プラン0円、無料期間は10日間。途中で解約しても残りの期間分は返金されない

対象は、はじめてレンタルサーバーを借りる人と、ロリポップのどのプランを何ヵ月で契約するか迷っている人だ。本記事は筆者が契約して使った感想ではなく、ロリポップとムームードメインの公式ページ(料金表、利用規約、ドメイン特典のページなど)を2026年10月19日に確認し、整理したものになる。公式ページで確認できなかったことは、推測で埋めずにそう書いている。

ロリポップ!レンタルサーバーの公式サイトを見る

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プランを決めるときに見る4つの点

5プランの違いは多いが、個人のブログやサイトで判断に効くのは次の4点に絞れる。

  • WordPressを使うか。使うならエコノミーは外れる
  • 独自ドメインの費用をサーバー側でまかないたいか。そうならハイスピード以上になる
  • 何年続けるつもりか。契約期間で月額が大きく変わる
  • 困ったときに電話で相談したいか。電話サポートは上位プランだけで、対象プランの表記が公式内で分かれている(後述)

容量はいちばん小さいエコノミーでも120GBあり、転送量は全プラン無制限だ。ブログを1つ始める段階では、容量よりも上の4点で差がつく。

5プランの料金表(契約期間別の月額)

ロリポップの料金ページにある「契約期間ごとの月額料金」の表をそのまま載せる。初期費用は全プラン0円、無料期間は10日間だ。

契約期間 エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
1ヵ月 231円 605円 1,265円 1,430円 2,860円
3ヵ月 231円 572円 1,210円 1,320円 2,860円
6ヵ月 231円 550円 1,122円 1,210円 2,640円
12ヵ月 231円 539円 957円 1,045円 2,585円
24ヵ月 231円 462円 770円 990円 2,475円
36ヵ月 121円 330円 605円 660円 2,420円

金額は料金表の表示額だ。料金ページと利用規約を見た範囲では、税込か税抜かの表記は見当たらなかった。申し込み画面で請求額を確かめてほしい。各プランの紹介ページにある「121円〜」「660円〜」といった最低額は、どれも36ヵ月契約の欄と同じ数字だ。

キャンペーンについては、確認日時点で料金ページに期間限定価格の表示はなかった。キャンペーン情報のページに載っていた2件(2026年1月9日〜1月23日の契約期間延長、2026年3月3日〜3月30日の3ヵ月分無料延長)は、どちらも実施期間が終わっている。

主な機能の違い

料金ページの「主な機能」の表から、プラン選びに関係する行を抜き出した。

項目 エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
容量(SSD) 120GB 350GB 450GB 700GB 1.2TB
転送量 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
独自ドメイン数 50 200 300 無制限 無制限
MySQL8 なし 50 100 無制限 無制限
WordPress簡単インストール なし あり あり あり あり
SSH なし なし あり あり あり
Webサーバー Nginx+Apache Nginx+Apache Nginx+Apache Nginx+LiteSpeed Nginx+LiteSpeed
自動バックアップ なし なし なし 無料(復元データ提供も無料) 無料(同左)
メールサポート 48時間以内に返信 48時間以内に返信 48時間以内に返信 24時間以内に返信 24時間以内に返信
電話サポート(料金表) なし なし あり あり あり
ドメインずっと無料 なし なし なし 2個 2個

独自ドメインのSSL、チャットサポート、24時間有人のサーバー監視、Web改ざん通知、国内データセンターは全プラン共通だ。自動バックアップがないプランでも、有料オプションの7世代バックアップ(月440円)を付けられる。

エコノミーとライト以上の境目はWordPressとデータベースの有無、スタンダードとハイスピードの境目はWebサーバーの種類、自動バックアップ、ドメイン特典になる。料金ページにはLiteSpeedの速さを示す宣伝表記もあるが、計測条件が同じページで確認できなかったため、本記事では数字を引用しない。

契約期間による総額の計算例

同じプランでも、何ヵ月で契約するかで1年あたりの支払いは大きく変わる。ライトとハイスピードで、料金表の月額に月数を掛けて比べた。

契約のしかた ライト ハイスピード
1ヵ月契約を12回(1年分) 605円×12=7,260円 1,430円×12=17,160円
12ヵ月契約(1年分) 539円×12=6,468円 1,045円×12=12,540円
36ヵ月契約(3年分) 330円×36=11,880円 660円×36=23,760円
36ヵ月契約の1年あたり 3,960円 7,920円

1年で比べると、1ヵ月契約を続けるより12ヵ月契約のほうがライトで792円、ハイスピードで4,620円少ない。3年続けるなら、1ヵ月契約の36回分はライト21,780円、ハイスピード51,480円になり、36ヵ月契約との差はそれぞれ9,900円と27,720円に広がる。

ただし、長い契約ほど途中でやめたときに戻ってこない額も大きくなる(後述の返金の節を参照)。続けるか分からないうちは、無料期間10日間で使い勝手を見てから契約期間を決めるほうが安全だ。なお、長期契約の料金をいつ一括で払うのかといった支払いのタイミングは、今回確認したページでは確かめられなかった。上の表は月額と月数を掛けた合計額として見てほしい。

ドメインずっと無料の条件

ハイスピードとエンタープライズには「ドメインずっと無料」の特典がある。条件はロリポップの特典ページにまとまっている。

  • 新規契約で、12ヵ月以上の契約期間を選び、12ヵ月以上の自動更新を設定する
  • 無料になるのは契約期間中に2個まで。1個目は.com、.jp、.netなど、2個目は.blog、.online、.site、.shopなどが対象
  • 取得はムームードメインでクーポンコードを使って行う。クーポンの有効期限は発行日から30日間で、再発行や取得済みドメインへの適用はできない
  • 既存アカウント、契約後のプラン変更、取得済みドメインは対象外

申し込みと同時にドメインを取る方法は、クレジットカード払いで個人契約のみ、お試し期間なしとなる(契約に10日間分の無料期間が加わる)。お試し期間を使ってから取る方法なら、クレジットカード、おさいぽ!、請求書払いが使え、法人も申し込める。

無料が解除される条件と、公式内の表記の違い

  • ドメインの更新は1年単位。ハイスピード以上の契約中であること、12ヵ月未満の支払い履歴がないこと、12ヵ月以上の自動更新を設定していることが更新の条件で、満たさないと無料が解除され、次回更新から利用料金がかかる。解除後の再適用はできない
  • ハイスピードの紹介ページとムームードメインのロリポップ紹介ページは「永久無料」と書いているが、特典ページは「契約期間中」、料金ページは「自動更新設定している間」と書いている
  • 利用規約第8条の3は、ムームードメインの利用契約を同時に結んだ個人ユーザーが、当社の指定する範囲でドメインを「1つに限り」無償で取得できると定めている。料金ページや特典ページの「2個」とは数が違い、両者の関係は公式ページでは確認できなかった

電話サポートの表記の食い違い

電話サポートの対象プランは、ページによって書き方が違う。料金ページの表では、電話サポートの行にスタンダード、ハイスピード、エンタープライズの3プランで印が付いている。一方、レンタルサーバーの紹介ページの注記には「電話サポートはハイスピードプラン以上で利用できます。」とある。

スタンダードで電話が使えるかどうかは、公式ページだけでは判断できなかった。電話での相談を目当てにスタンダードを選ぶなら、申し込み前にチャットなどで確かめておきたい。チャットはAIチャットが24時間対応し、専門スタッフにはチャットとメールで問い合わせられると案内されている。

解約・自動更新・返金

契約の扱いは、ロリポップの利用規約に書かれている。

  • 契約期間は1・3・6・12・24・36ヵ月のいずれか(第8条)。「最低利用期間」という言葉と定義は、規約と料金ページでは確認できなかった
  • クレジットカード払いは、解約の届け出がなければ同じ条件で契約期間が延長される(第8条)
  • それ以外の支払い方法は、契約終了日の前後にメールやSMSなどで更新の通知が届き、期日までに入金がなければ契約が終わる(第13条)
  • 解約(退会)はユーザー専用ページから届け出て、契約期間の満了日などに終了する。利用の有無にかかわらず、残りの契約期間分は返金されない(第11条)
  • 退会後のデータは当社が関与しないため、バックアップは自分で取っておく(第11条)
  • 料金を改定した場合は、更新後の契約から適用される

無料のお試し期間については第7条に定めがあり、期間の満了までに料金を払わなければ契約は解除される。試すだけで終えるなら、支払いをしなければよいということになる。

ムームードメインと組み合わせる場合

ムームードメインもGMOペパボが運営するドメイン取得サービスで、ロリポップの「ドメインずっと無料」はムームードメインでクーポンを使って取得する仕組みだ。ムームードメインのロリポップ紹介ページからロリポップに申し込むこともできる。

ムームードメインの価格表では、.comは取得750円、更新1,728円(どちらも1年あたり、税込表記あり)だ。同じページには、請求金額に一定割合の「サービス維持調整費」がかかる旨の記載もあるが、割合は書かれていなかった。特典の対象外で.comの費用を自分で払い、3年使う場合は、取得750円と更新2回分3,456円で合計4,206円になる。

  • Whois情報の代理公開は、ムームードメインの規約第27条で無料と定められている。ドメイン登録時と会員専用ページから設定できる
  • ドメインの自動更新は取得時に設定され、自動更新の決済はクレジットカードとおさいぽ!のみ。更新手続きの期限は契約満了日の10日前まで
  • ドメインは期間途中で解約できず、支払った料金は返金されない(規約第12条・第16条)
  • ムームーDNSをロリポップで使う場合は、先にロリポップのユーザー専用ページでムームーDNSへの移行作業が必要

注意したいのは、ムームードメインのロリポップ紹介ページの本文にある「ハイスピードは月額550円〜」という記載だ。同じページの価格欄は660円〜で、ロリポップの料金表にも550円という値はない。本記事ではロリポップ公式の料金表の数字を使っている。また、ムームードメイン側の「ドメインずっと無料」ページでは、対象オプションがムームーサーバーとGoogle Workspaceになっていて、ロリポップは載っていない。ロリポップと組み合わせる場合の条件は、ロリポップ側の特典ページを基準にしたい。

ムームードメインの公式サイトを見る

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よくある失敗と注意点

エコノミーでWordPressを始めようとする

エコノミーは36ヵ月で月額121円と安いが、WordPress簡単インストールもMySQLもない。WordPressのブログを作るつもりなら、最初からライト以上を選ぶ。

ライトでもドメインが無料だと思い込む

ドメインずっと無料はハイスピードとエンタープライズだけだ。ライトで独自ドメインを使うなら、ムームードメインなどでのドメイン費用が別にかかる。全プランに付く「ロリポップ!のドメイン」は、104種類から選べる初期ドメインで、独自ドメインとは別物になる。

あとから上位プランに変えれば特典が付くと考える

ドメインずっと無料は新規契約が条件で、契約後のプラン変更は対象外だ。特典を使いたいなら、最初の申し込みでハイスピード以上を選ぶ必要がある。

自動更新を切って特典を失う

12ヵ月以上の自動更新の設定をやめたり、12ヵ月未満の契約で支払ったりすると、ドメインの無料が解除され、再適用もできない。ハイスピードを続ける間は、更新の設定を変えないほうがよい。

向いている人・向いていない人

ここからは、使った経験ではなく公式の条件を読んだうえでの当サイトの見方だ。

ロリポップが合いそうなのは、まず月額を抑えてWordPressのブログを1つ始めたい人だ。ライトの36ヵ月なら月額330円で、WordPress簡単インストールもある。数年続ける前提で独自ドメインも1か所にまとめたい人は、自動バックアップとドメイン特典が付くハイスピードの12ヵ月以上が候補になる。1ヵ月単位でも契約できるので、短期で試したい人にも選択肢がある。

向いていないのは、ライト以下で自動バックアップを標準で付けたい人だ。ハイスピード未満は有料オプションになる。電話サポートを必須とする人も、対象プランの表記が分かれているため事前の確認が欠かせない。料金を税込で比べたい人は、料金表に表記がない点に注意してほしい。

ConoHa WING・お名前.comと比べるなら

同じ価格帯のConoHa WINGとお名前.com レンタルサーバーは、ドメイン無料の続く条件や最低利用期間の扱いがロリポップと違う。2社の料金と条件は「ConoHa WINGとお名前.com レンタルサーバーを比較」で整理している。ロリポップは1ヵ月から36ヵ月まで刻みが細かく、無料期間10日間があるのが見比べるときのポイントになる。

よくある質問

Q1. ロリポップの料金は税込ですか?

料金ページと利用規約を見た範囲では、税込か税抜かの表記は確認できなかった。本記事の金額は料金表の表示額で、実際の請求額は申し込み画面で確かめてほしい。

Q2. 無料で試せますか?

全プランに10日間の無料期間がある。期間の満了までに料金を払わなければ、契約は解除される(利用規約第7条)。

Q3. エコノミーでWordPressは使えますか?

料金表では、エコノミーはWordPress簡単インストールとMySQL8が「なし」になっている。WordPressを使うならライト以上が前提だ。

Q4. 途中で解約したら返金されますか?

されない。利用規約第11条で、利用の有無にかかわらず残りの契約期間分は返金しないと定めている。

Q5. ライトで契約したあとハイスピードに変えれば、ドメインは無料になりますか?

ならない。ドメインずっと無料は新規契約が条件で、契約後のプラン変更は対象外とされている。

Q6. 今、キャンペーンはやっていますか?

2026年10月19日時点で、料金ページに期間限定の価格は表示されていなかった。キャンペーン情報のページにあった2件は、2026年1月と3月に実施期間が終わっている。

まとめ

ロリポップ!レンタルサーバーは5プランで、初期費用は0円、無料期間は10日間だ。WordPressで始めるならライト(1ヵ月605円から36ヵ月330円)、自動バックアップとドメインずっと無料まで含めるならハイスピード(1ヵ月1,430円から36ヵ月660円)が軸になる。ドメインの無料は12ヵ月以上の契約と自動更新が条件で、規約の「1つ」と特典ページの「2個」、「永久」と「契約期間中」といった表記の違いもある。電話サポートの対象プランも公式内で書き方が分かれ、税込か税抜かの表記はなく、返金もない。申し込む前に、料金ページ、特典ページ、利用規約を確かめておきたい。

ロリポップ!レンタルサーバーの公式サイトを見る

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出典と確認日

ロリポップ!レンタルサーバー

ムームードメイン

確認日は2026年10月19日。料金や特典、契約条件は変わることがあるため、申し込む日に公式サイトで確認してほしい。

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アイキャッチ画像: "Laptop on a desk (Unsplash).jpg"(Wikimedia Commons、CC0)。トリミングして使用。元の画像

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