セキュリティ・通信

スマホのeSIM対応機種の見分け方 確認手順を解説

「持っているスマホがeSIMに対応しているかどうか、どこを見れば分かるのか分からない」という相談は多い。結論から言うと、端末の設定画面にある「eSIMを追加」などの項目の有無、IMEI/EID(端末識別番号)の確認画面、メーカー公式サイトや通信会社が公開している対応機種一覧の3つを照らし合わせることで判断できる。この記事では設定画面での確認手順、IMEI・EIDの調べ方、地域版による対応差の比較、購入前に起こりやすい失敗までを流れに沿って解説する。後半では、物理SIMと比べたメリット・デメリット、開通までの手順、物理SIMとeSIMを組み合わせるデュアルSIMの方式と使い分けまで扱う。

eSIM対応機種の基本的な考え方

eSIM(embedded SIM)は、端末内部に組み込まれたeUICC(embedded UICC)というチップに契約者情報(プロファイル)を書き込んで通信する仕組みである。国際的な業界団体GSMA(GSM Association)がRemote SIM Provisioning(RSP)という技術仕様を策定しており、対応するメーカーや通信会社はこの規格に沿ってサービスを提供している。物理カードのように店舗で受け取ったり差し替えたりする作業がなく、QRコードの読み取りなどオンライン上の手続きだけで契約から利用開始まで完結できる場合が多い。

ここで注意したいのは、同じ機種名でもSIMフリー版とキャリア版、あるいは販売地域が異なる版とでは、eSIM対応の可否や制限内容が異なる場合があるという点だ。メーカーが「〇〇シリーズはeSIM対応」と発表していても、それは特定のモデル番号や販売地域の話であって、手元の端末がそのモデルに該当するとは限らない。よく「発売時期が同じだから同じ仕様のはず」と思われがちだが、公式には型番ごとに仕様表が分けて公開されているのが一般的で、型番まで確認しないと正確な判断はできない。

確認手順1 端末の設定画面で確認する

もっとも手早い確認方法は、端末本体の設定アプリからSIM関連のメニューを開くことである。OSやメーカーによってメニューの名称は異なるが、おおよその手順は次のとおりである。

iOS(iPhone)の場合

「設定」アプリを開き、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」の項目を選ぶ。画面内に「eSIMを追加」または「eSIMまたはSIMカードを追加」という項目が表示されていれば、その端末はeSIMに対応している。項目自体が存在しない場合は、その端末(その型番)ではeSIM機能が提供されていないと判断できる。

Android端末の場合

メーカーやOSのバージョンによって表記は異なるが、「設定」から「ネットワークとインターネット」または「接続」を開き、「SIM」「モバイルネットワーク」などの項目に進む。そこに「eSIMを追加」「SIMを追加」といった項目があるかどうかで判断する。一部の機種ではこの項目が通信会社との契約状況によって表示されないこともあるため、項目が見当たらない場合は次に説明するIMEI/EIDの確認とあわせて調べるのが確実である。

設定画面に項目がない場合でも、通信会社側でeSIMサービスが開通していないと表示が隠れる機種もある。設定画面だけで断定せず、次のIMEI/EID確認とメーカー公式情報もあわせて確認したい。

確認手順2 IMEI・EIDを確認する

設定画面の表示だけでは判断がつきにくい場合、IMEIとEIDという2つの識別番号を確認する方法がある。IMEI(International Mobile Equipment Identity)は端末そのものを識別する番号で、eSIM非対応機種も含めてほぼすべての携帯端末に割り当てられている。一方のEID(eUICC Identifier)は、端末に内蔵されたeUICCチップを識別するための番号で、GSMAの仕様上eSIM対応端末にのみ存在する。つまり、EIDが表示されるかどうかは、その端末にeSIM用のチップが物理的に搭載されているかどうかの一つの手がかりになる。

IMEI・EIDの確認方法(2026年時点の一般的な手順)

  • iPhone:「設定」→「一般」→「情報」を開き、下にスクロールするとIMEIとEIDの項目が表示される(機種によってはEIDが表示されない場合もある)
  • Android:「設定」→「デバイス情報」または「端末情報」→「IMEI情報」などから確認できる機種が多い
  • 共通の方法として、電話アプリで「*#06#」とダイヤルすると、対応機種であればIMEIとあわせてEIDが画面に表示される

EIDが表示されない、あるいは該当メニュー自体が存在しない場合は、eUICCチップが搭載されていない、つまりeSIM非対応の型番である可能性が高い。逆にEIDが表示されていても、通信会社側の対応やソフトウェアの制限で追加できないケースもあるため、最終的にはメーカー公式サイトと通信会社の対応表もあわせて確認するのが確実である。

確認手順3 公式サイト・対応機種一覧で照合する

確認先 確認できる内容
メーカー公式サイトの仕様ページ 型番(モデル番号)ごとの対応可否、販売地域による違い
通信会社が公開する対応機種一覧 その通信会社のeSIMサービスで利用できる機種かどうか
端末の型番確認画面 設定アプリの「情報」欄などに表示されるモデル番号

設定画面とIMEI/EIDで対応の見込みがついたら、最後にメーカー公式サイトの仕様ページと通信会社が公開している対応機種一覧を照合する。端末側が対応していても、通信会社側のプランがeSIMに未対応の場合は利用できないため、両方の条件がそろっているかを確認する。

地域版によるeSIM対応の比較

同じシリーズ名の端末でも、販売される国や地域によってeSIM対応の仕様が異なることは珍しくない。代表的な傾向を整理すると次のようになる(2026年9月時点の各社公式情報に基づく一般的な傾向で、モデルチェンジのたびに変わりうる)。

販売地域・版 一般的な傾向
日本国内向け(キャリア版・SIMフリー版) Androidは両方搭載が多い。iPhoneはiPhone 17シリーズ・iPhone Air以降の日本向けモデルにSIMトレイがなくeSIM専用。ただし同じ2025年発売のiPhone 16eは日本向けにもnano-SIMトレイがある
米国向けモデル 近年発売されたモデルの一部で物理SIMトレイを廃止し、eSIM専用としているシリーズがある(メーカー公式サイトで型番ごとに要確認)
中国大陸向けモデル 物理SIMを2枚挿せる仕様でeSIM機能自体が搭載されていない、または制限されている場合がある
香港・マカオなど向けモデル 物理SIMとeSIMの両方に対応する仕様で販売されている場合がある

これらはあくまで一般的な傾向であり、非公表の詳細な内訳は公式に明らかにされていない。中古販売サイトやフリマサイトで「海外版」「並行輸入品」と記載された端末を検討している場合は、出品情報だけで判断せず、記載された型番を公式サイトの仕様ページで照合することが欠かせない。

よくある失敗・注意点

並行輸入品や海外版の端末は、見た目や機種名が同じでもeSIM機能が制限・非搭載の場合があり、購入後に気づいても返品できないことがある。購入前に型番を控え、公式サイトで仕様を確認してから決めることをすすめる。

  • 機種名だけで判断してしまう:同じ「〇〇シリーズ」でも型番が違えば仕様が異なるため、型番まで確認する
  • SIMロックとeSIM非対応を混同する:eSIM追加の項目があっても、他社回線を使えないSIMロックがかかっている場合は別問題になる。解除の扱いは会社ごとに違い、ドコモやソフトバンクは解除手続きを案内している。auは2026年8月19日以降、解除手続きが不要となるよう設定変更を順次進めており、変更を待たずに解除したい場合はMy auや店頭で手続きできる
  • キャリア版で機能が制限されているケース:端末自体はeSIM対応でも、購入したキャリアが自社以外のeSIMプロファイル追加を制限していることがある
  • 中古端末で前の利用者のプロファイルが残っている:購入前に初期化状態を確認し、見覚えのない契約情報が残っていないかチェックする
  • QRコードの有効期限切れ:eSIM用QRコードには有効期限が設定されていることが多く、読み取りが遅れるとダウンロードできなくなる場合がある

SIMの種類とeSIMの位置づけ

種類 形状 主な特徴
標準SIM・micro SIM・nano SIM いずれもカード型(サイズが異なる) 差し替えて使う物理カード。現行機種はnano SIMが主流
eSIM 端末に内蔵されたeUICCチップ カードの抜き差しが不要で、プロファイルを書き換えて利用する

物理SIMとeSIMの両方を1台で扱える「デュアルSIM」対応機種も増えている。組み合わせ方と同時に使える範囲は機種ごとに違うため、後述の「デュアルSIMの方式と組み合わせ」で整理する。

物理SIMと比べたeSIMのメリット・デメリット

項目 物理SIM eSIM
契約の切り替え カードの配送・差し替えが必要 オンライン手続きとQRコード読み取りで済むことが多い
紛失・破損 カード自体をなくしたり傷めたりすることがある 取り外せる部品がないため起こらない
複数回線の保持 スロットの数が上限 複数のプロファイルを保存できる機種がある
機種変更 カードを差し替えれば済むことが多い 再発行や移行の手続きが必要になることが多い
端末の故障 カードを別の端末に移せる 画面が映らないと操作できず、自力では移せない場合がある

eSIMの利点は、店舗に行かずに契約や切り替えを進めやすいことと、1台で複数の契約を持てることにある。SIMピンでトレイを開ける手間もなく、営業時間を気にせず手続きできる。

反対に、端末が操作できなくなったときに回線を移せない点がeSIMのいちばんの弱点である。再発行に手数料がかかる通信会社もある。故障に備えるなら、物理SIMとeSIMを1回線ずつ持つ構成にしておくと、片方が使えなくなっても連絡手段が残る。海外で販売された端末を国内で使う場合は、eSIM対応とは別に電波法の技術基準適合証明(技適マーク)の有無も確認が必要だ。

セキュリティ面の特徴

eSIMはチップを抜き取れないため、端末を紛失してもSIMカードだけを抜かれて悪用されることはない。一方で、契約情報はオンラインで再発行できる仕組みなので、通信会社のアカウント情報が第三者に渡ると、不正にプロファイルを再発行されるおそれがある。マイページの二段階認証を設定しておくことが、eSIMを安全に使ううえでの基本になる。

開通までの手順とつまずきやすい点

段階 やること つまずきやすい点
1 端末の確認 eSIM対応と対応回線数を調べる(本記事の確認手順1〜3) 同じ機種名でも型番や販売地域で対応が違う
2 SIMロックの確認 他社回線を使うならロックの有無を見る 2021年10月より前に発売された端末は要確認
3 申し込み 本人確認を済ませる 審査に時間がかかることがあり、即日開通を前提にすると予定が狂う
4 プロファイルの取得 QRコードの読み取り、または専用アプリで設定 インターネット接続が必要。QRコードを表示する別の画面も要る
5 回線の設定 データ通信に使う回線を選ぶ 設定を誤ると意図しない回線で通信してしまう

詰まりやすいのは4の段階である。今使っている回線が止まってから作業を始めると、プロファイルをダウンロードする通信手段がなくなる。Wi-Fiが使える場所で、回線の切り替え前に済ませておきたい。MNPを伴う場合は、旧回線が止まるタイミングを事前に確認しておくと、通信できない空白の時間を避けやすい。

機種変更・端末譲渡時の注意点

場面 必要な対応
機種変更 旧端末でeSIMプロファイルを削除し、新端末で再発行の手続きを行う
端末の譲渡・売却 eSIMプロファイルを完全に削除してから引き渡す

物理SIMと異なり、eSIMは端末を初期化しただけではプロファイルが完全に削除されない場合がある。機種変更や端末を手放す際は、通信会社所定の手順でプロファイルの削除・再発行手続きを行う必要がある。この手続きを怠ると、新しい端末で回線が正しく開通しない、前の端末に契約情報が残ったままになるといったトラブルにつながることがある。

最近は、iPhoneの「eSIMクイック転送」のように、旧端末から新端末へ画面の操作だけでeSIMを移せる仕組みもある。使えるかどうかは通信会社と機種の組み合わせによって異なるので、機種変更の前に契約先の案内を確認しておくと手続きが早く済む。たとえばドコモの転送機能は、iPhone同士なら新旧両方をiOS 16.4以上に、Android同士なら新旧両方をAndroid 14以上にアップデートしておくことが条件になっている。iPhoneとiPadの間の転送には対応していない。

デュアルSIMの方式と組み合わせ

1台に2つの回線を入れるデュアルSIMは、どのSIMを組み合わせるかと、2回線を同時にどこまで使えるかという2つの軸で整理すると分かりやすい。

組み合わせ 特徴
物理SIM×物理SIM SIMスロットを2つ備えた機種で使う。回線を変えるたびにカードの入れ替えが要る
物理SIM×eSIM 現在の主流。物理SIMスロットが1つの機種でも2回線を持てる
eSIM×eSIM 両回線ともオンラインで契約・切り替えができる。物理スロットのない機種もある

メーカーの公式仕様では、対応する組み合わせは次のように書かれている(2026年10月時点で公式ページから確認した例)。

機種 公式仕様のSIM構成
iPhone 13以降 物理SIMとeSIMに加え、2つのeSIMを使ったデュアルSIMにも対応
iPhone 17(日本向け) デュアルeSIM。2つのeSIMを同時に有効にでき、保存できるeSIMは8つ以上。物理SIMカードには非対応
Google Pixel 10 nanoSIM×1とeSIM×1、またはeSIM×2
方式 同時待ち受け 通話中の別回線でのデータ通信
DSDS(Dual SIM Dual Standby) 可能 制約がある場合が多い。通話中はもう片方が着信できないことがある
DSDV(Dual SIM Dual VoLTE) 両回線ともVoLTEで待ち受け 機種や条件によって異なる
DSDA(Dual SIM Dual Active) 可能 継続できる。モデムを2系統持つ必要があり対応機種は限られる

組み合わせと方式は別々の要素なので、「物理SIM×eSIMでDSDV」のように両方を確認する必要がある。メーカーの仕様表に方式名が書かれていない機種も多いため、その場合は「通話中に別回線でデータ通信できるか」という具体的な動作で問い合わせると確実だ。

仕事用と私用、海外用の使い分け

デュアルSIM対応機種の多くは、連絡先ごとに発信に使う回線を指定したり、データ通信に使う回線を固定したりできる。回線の表示名を「仕事」「私用」「海外」のように付けておくと、着信時にどちら宛てか判別しやすく、意図しない回線でデータを使ってしまう行き違いも防げる。渡航時は、国内回線を残したまま現地向けのデータ専用eSIMを追加する使い方が広がっている。現地の電話番号での通話やSMSに対応しないプランが多いので、利用期間・データ容量・対応エリアを比べてから選びたい。

デュアルSIM機を選ぶときに確認すること

  • 対応方式:通話中もデータ通信を続けたいならDSDA対応機が候補になる
  • 対応バンド:2つの通信会社が使う周波数帯の両方に端末が対応しているか
  • 5Gの扱い:機種によっては片方の回線しか5Gで使えない
  • 主回線の契約条件:契約プランによっては他社SIMとの併用に条件がつくことがある

スマホ以外のeSIM対応端末

eSIMはスマートフォンのほか、セルラーモデルのスマートウォッチやタブレット、一部のノートPCにも搭載されている。スマートウォッチの場合、スマホと同じ電話番号を共有するサービスと、別回線として契約するサービスがあり、通信会社ごとに提供形態が違う。同じシリーズでもWi-Fi専用モデルには通信用のチップが入っていないため、eSIMは使えない。

eSIMをめぐる制度の整理

eSIMは通信事業者の業界団体であるGSMAが策定した仕様に基づくもので、国内では2021年8月の「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(SIMロックガイドライン)の改正で、eSIMもこのガイドラインの対象に加えられた。同じ改正により、2021年10月1日以降に発売される端末は、正当な理由がない限りSIMロックを設定せずに販売することが義務付けられた。対応機種かどうかを確認するときは、端末がeSIMに対応しているかに加えて、この時期より前に発売された端末であればロックの状態も併せて確認したい。

よくある質問

eSIM対応機種か分からない場合、どこから確認すればよいですか?

まず端末の設定アプリでモバイル通信(SIM)関連のメニューに「eSIMを追加」の項目があるか確認し、次にIMEI/EIDが表示されるかを確認する。最後にメーカー公式サイトの仕様ページで型番を照合すると確実である。

IMEIとEIDは何が違いますか?

IMEIは端末そのものを識別する番号で、eSIM非対応機種にも割り当てられている。EIDは端末内蔵のeUICCチップを識別する番号で、GSMAの仕様上eSIM対応端末にのみ存在する。

設定画面に「eSIMを追加」の項目がありません。非対応と判断してよいですか?

通信会社側の契約状況によって項目が表示されない機種もあるため、それだけでは断定できない。IMEI/EIDの確認、メーカー公式サイトでの型番照合をあわせて行うことをすすめる。

海外版や並行輸入品はeSIMが使えないのですか?

一律に使えないわけではないが、販売地域によってはeSIM機能自体が搭載されていない、または制限されている場合がある。型番を確認し、メーカー公式サイトの仕様ページで対応状況を照合する必要がある。

中古端末を購入する際、前の利用者のeSIM情報が残っていないか心配です。

購入前に端末を初期化し、SIM関連メニューに見覚えのない契約情報が残っていないか確認することをすすめる。

eSIMのみでデュアルSIM運用はできますか?

対応機種であれば複数のプロファイルを切り替えて利用できる場合がある。同時待ち受け可能な回線数は機種によって異なる。

eSIMの規格はどこが定めていますか?

GSMA(GSM Association)がRemote SIM Provisioningという技術仕様を策定しており、多くの通信会社や端末メーカーがこれに準拠したサービスを提供している。

機種変更の際、eSIMのデータは自動で移行されますか?

機種と通信会社によっては端末間で移せる。それ以外は再発行が必要である。旧端末でのプロファイル削除と新端末での再発行を、通信会社の案内に沿って行う必要がある。

格安SIM(MVNO)でもeSIMは使えますか?

対応する事業者は増えているが、すべての事業者・プランが対応しているわけではない。契約前に各社の対応状況を確認する必要がある。

eSIMを解約したあと、同じプロファイルをまた使えますか?

解約するとプロファイルは無効になる。再び使うには、改めて申し込んでQRコードなどを発行してもらう必要がある。

デュアルSIMにするとバッテリーの減りは早くなりますか?

2回線分の電波を待ち受けるため、1回線のときより消費電力はやや増える傾向がある。公式な数値は公表されていないので、使わない期間だけ片方の回線をオフにするのも一つの方法だ。

2回線にするとき、どちらの番号をメインにすればよいですか?

決まったルールはない。名刺や各種サービスの登録に使っている番号をメインにし、新しく用意する番号をサブにすると、既存の連絡先との食い違いが起きにくい。

まとめ

eSIM対応機種かどうかを見分けるには、端末設定画面での項目確認、IMEI・EIDの確認、メーカー公式サイトや通信会社の対応機種一覧との照合という3つの手順を組み合わせるのが確実である。同じ機種名でも販売地域やモデル番号によって対応状況が異なる場合があるため、特に海外版や並行輸入品を検討する際は型番まで踏み込んで確認したい。設定画面に項目がないからといって即座に非対応と決めつけず、IMEI/EIDの表示と公式情報をあわせて確認する習慣をつけておくと、購入や乗り換えの際の判断ミスを減らせる。対応が確認できたら、物理SIMとeSIMを1回線ずつ持つ構成にしておくと、故障や海外渡航のときにも連絡手段を確保しやすい。

出典・参考情報

GSMA(GSM Association)が策定するRemote SIM Provisioning(RSP)の技術仕様/総務省が定める「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正でeSIMを対象に追加、SIMロックの原則禁止は同年10月1日以降の発売端末から)/各機種のeSIM対応の可否、対応する回線数、デュアルSIMの動作方式はメーカーおよび機種ごとに異なります。端末の設定画面や仕様ページで確認してください/各事業者のeSIM対応、申し込み手順、再発行手数料は事業者ごとに異なり随時変更されます。契約前に各社の公式な案内を確認してください/海外モデルや並行輸入品については、電波法に基づく技適マークの有無もあわせて確認が必要です。

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