セキュリティ・通信

DTI光とは?料金・工事費・特典・解約の条件を公式情報で整理

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DTI光は、フレッツ光の回線とDTIのプロバイダをまとめて1つの契約にした光コラボだ。名前を見かけても、月額がいくらで、特典を当てはめると実際にいくらになるのか、解約のときに何がかかるのかは、公式ページを何枚か読み比べないと分かりにくい。先に要点をまとめる。

  • DTI光はNTT東日本・西日本のフレッツ光とDTIのプロバイダをセットにした光コラボ。回線とプロバイダは一体の契約で、別々に解約はできない
  • 月額は1ギガのファミリープラン5,280円、マンションプラン3,960円。最大10ギガのクロスプランは戸建て・集合住宅とも6,380円(2026年10月16日確認、税込)
  • 初期費用は契約事務手数料3,300円と工事費。新規の派遣工事は26,400円(1,100円×24回)だが、工事費相当額割引で同額が24か月割り引かれる
  • 特典は、新規のクロスプランが6か月半額の「クロス割」、1ギガプランが12か月割引の「ようこそ割」、フレッツ光からの転用などが6か月550円引きの「のりかえ割」
  • 公式は「契約期間の縛りがない」とする一方、最低利用期間内の解約で契約解除料が発生する場合があるとも書いている。申し込む前に自分の条件を公式で確認したい

本記事は、DREAM TRAIN INTERNET(DTI)の公式サイトのDTI光のトップ、料金、特典、注意事項の各ページを2026年10月16日に確認し、整理したものだ。金額はすべて税込。筆者が契約して使った感想ではなく、公開情報のまとめになる。ページで確認できなかった数字は推測で埋めず、「公式で確認」と書いている。

DTI光の申し込みページを見る

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DTI光とは

DTI光は、NTT東日本・西日本の光回線「フレッツ光」と、DTIのプロバイダサービスを組み合わせて提供する光コラボだ。サービスの提供者はDTIで、契約も請求もDTIにまとまる。回線そのものはフレッツ光の設備を使うので、提供エリアはNTT東日本・西日本のホームページで確認する形になっている。

フレッツ光そのものの仕組みや、東日本・西日本の料金の違いは「フレッツ光とは?東西の料金・工事費・光コラボとの違いを公式情報で整理」にまとめている。フレッツ光ではNTTとの回線契約とプロバイダ契約が分かれるが、DTI光はそれが1本になっている、と考えると分かりやすい。

公式は特長として、次の点を挙げている。

  • 契約期間の縛りがない(ただし開通月は解約手続きができない)
  • IPv6 IPoE接続方式に対応
  • 法人の申込みと口座振替に対応
  • プロバイダとして28年の実績

回線とプロバイダは一体型のため、どちらか片方だけを契約したり解約したりはできない。なおDTIには、フレッツ光を別に契約してプロバイダだけを使う「DTI 光 シンプル」などのメニューもあるが、本記事で扱うのは一体型のDTI光だ。

1ギガのプランとクロスプラン

回線はフレッツ 光ネクストとフレッツ 光クロスの2種類で提供されている。光ネクストを使うのが最大1ギガのファミリープラン・マンションプラン、光クロスを使うのが最大10ギガのクロスプランだ。

プラン 住まい 最大速度 使う回線
DTI光 ファミリープラン 戸建て 1ギガ フレッツ 光ネクスト
DTI光 マンションプラン 集合住宅 1ギガ フレッツ 光ネクスト
DTI光 クロス ファミリープラン 戸建て 10ギガ フレッツ 光クロス
DTI光 クロス マンションプラン 集合住宅 10ギガ フレッツ 光クロス

最大10ギガは一部エリアでの提供で、クロスプランにはクロス対応の接続機器が要る。速度はいずれも技術規格上の最大値で、利用環境や混雑によって大きく下がることがあると公式は注記している。また、混雑時には通信量が特に多い利用者の速度を一時的に制御する、という案内もある。

月額と初期費用

2026年10月16日に公式の料金ページで確認した金額を並べた。

プラン 月額
DTI光 ファミリープラン(1ギガ) 5,280円
DTI光 マンションプラン(1ギガ) 3,960円
DTI光 クロス ファミリープラン(10ギガ) 6,380円
DTI光 クロス マンションプラン(10ギガ) 6,380円

月額は開通月の翌月を1か月目として数えている。契約事務手数料、工事費、有料オプションは含まれない。1ギガでは戸建てと集合住宅で1,320円の差があるが、クロスプランは戸建ても集合住宅も同じ6,380円だ。

初期費用の項目 金額
契約事務手数料 3,300円
基本工事費(新規、派遣工事) 1,100円×24回、合計26,400円(工事費相当額割引の対象)
基本工事費(新規、無派遣工事) 3,300円
転用・事業者変更(最大速度そのまま) 0円
転用・事業者変更(最大速度を変える) 3,300円〜(東日本・西日本で別の工事費ページあり)
土日祝日の派遣工事 通常の工事費に3,300円を追加

工事費の分割払いは、開通月の翌月の請求分(2か月目)から始まる。土日祝日の追加工事費については、NTT西日本の地域で2026年7月1日から11月30日までに派遣工事で工事日が確定した受付分は無償、という案内がある。年末年始は回線工事ができない。

工事費で気をつけたいこと

申込みの時点では「派遣工事なし」の予定でも、設備の不備などで当日に派遣工事に切り替わることがある。原因が利用者側の環境にある場合は、通常の派遣工事の費用を負担する。

引っ越しで移転するときの工事費も決まっている。屋内配線を新設する場合は22,000円、新設しない場合は11,660円、無派遣なら3,300円で、ファミリー・マンションとも同額だ。部屋に光コンセントがすでにある場合は「新設しない」側になる。オプションの工事費は別にかかる。

特典の内容と、実際の月額の計算例

特典は4つあり、新規か転用・事業者変更か、1ギガかクロスかで使えるものが変わる。どの特典も予告なく終了・変更される場合があり、1契約につき1回まで、申込みをキャンセルすると対象外になる。

特典 対象 内容
DTI光 クロス割 クロスプランの新規開通 開通月の翌月から6か月間、月額6,380円が半額の3,190円
工事費相当額割引 新規開通の派遣工事(分割払い) 工事費の分割分1,100円を24か月間割引(最大26,400円)
DTI光 ようこそ割 1ギガのファミリー・マンション(新規・転用・事業者変更を問わない) 開通月の翌月から12か月間、ファミリー440円、マンション220円を割引
DTI光 のりかえ割 転用・事業者変更 6か月間、550円を割引

クロス割は、転用・事業者変更、1ギガからのプラン変更、同じエリア内の転居では使えない。ようこそ割は、クロスから1ギガへ変更した場合などが対象外だ。工事費相当額割引は、無派遣工事の工事費、追加工事費、オプション工事費、品目変更工事費には使えず、解約したときや東日本と西日本をまたいで移転したときに終わる。

新規で申し込む場合

以下は、公式の月額に公式の割引額を当てはめた計算だ。機器レンタル料やオプションは含めていない。工事費の分割1,100円は工事費相当額割引で同じ額が引かれるため、24か月の間は差し引きゼロとして扱っている。

プラン(新規) 1〜6か月目 7〜12か月目 13か月目以降
クロス ファミリー/マンション 3,190円 6,380円 6,380円
ファミリープラン(1ギガ) 4,840円 4,840円 5,280円
マンションプラン(1ギガ) 3,740円 3,740円 3,960円

同じく公式の割引額を当てはめて最初の12か月の月額を足すと、クロスプランは57,420円(3,190円×6+6,380円×6)、ファミリープランは58,080円(4,840円×12)、マンションプランは44,880円(3,740円×12)になる。ここに契約事務手数料3,300円と、使う場合は機器のレンタル料が加わる。

戸建てで比べると、最初の1年はクロスとファミリーの差が小さい。ただ7か月目からはクロスが6,380円、ファミリーが4,840円で、月1,540円の差になる。10ギガが必要かどうかは、半額の期間ではなく、その後の月額で考えたほうが判断を誤りにくい。

フレッツ光から転用する場合

転用・事業者変更では、1ギガのプランならようこそ割とのりかえ割が重なる。公式はマンションプランを転用した場合の例を示している。

期間 マンションプランの転用(公式の例) ファミリープランの転用(公式の割引額を当てはめた計算)
1〜6か月目 3,190円(3,960−220−550) 4,290円(5,280−440−550)
7〜12か月目 3,740円(3,960−220) 4,840円(5,280−440)
13か月目以降 3,960円 5,280円

ファミリープランの列は公式の例ではなく、公式の割引額を同じ式に当てはめた計算だ。実際の請求額は申込み時に公式で確認してほしい。なお、転用・事業者変更の開始月は月額料金がかからない。最大速度を変えない転用なら工事費も0円なので、初期費用は契約事務手数料3,300円が中心になる。クロス割は転用では使えない点にも注意したい。

スマホとのセット割

DTI光には2つのセット割がある。どちらも1ギガのファミリー・マンションプランが対象で、クロスプランは対象外だ。

セット割 条件 割引額
DTI 光 × au セット割 auのスマホなどを使っている 毎月最大1,320円(auの契約プランで割引額が変わる)
DTI 光 × SIM セット割 格安SIM「DTI SIM」を使っている 毎月165円

2つは併用できず、auセット割が適用されている場合はSIMセット割は適用されない。自分のauのプランでいくら引かれるか、ほかの特典とどう重なるかは公式で確認してほしい。

公式サイトには、フレッツ光の回線とDTIのプロバイダを別々に契約した場合との比較も載っている。NTT東日本のフレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(割引なし)6,270円に、DTI 光シンプルプラン(ファミリー)1,046円を足した額との比較だ。これはDTI自身が示した比較で、条件によって結果は変わるため、ここでは参考として紹介するにとどめる。

機器レンタルとオプション

項目 月額
1ギガ対応ホームゲートウェイ 330円(初月無料)
10ギガ対応 Wi-Fiルーター 550円(初月無料)
DTIひかり電話 550円(初月無料)
DTI光テレビ 990円(初月無料)
DTIあんしんリモートサポート 550円(初月無料)
IPv6(IPoE)接続サービス 0円(対応機器が必要)

ひかり電話をつけると、ホームゲートウェイはNTT東日本・西日本から無料でレンタルされるため、上の330円のレンタルは申し込まなくてよい。接続機器を自分で用意する場合も不要だ。

クロスプランで10ギガ対応の機器を使わず、ONUとLANケーブルで直接つなぐと、IPv6の通信しかできず、IPv4の通信はできない。クロスプランを選ぶなら、対応ルーターをレンタルするか自分で用意するかを先に決めておきたい。

解約したとき、レンタル機器はNTT東日本・西日本へ直接返却する。DTIに送るのではない点は覚えておきたい。

申込みから開通までの流れ

新規の場合

  1. DTI光を申し込む
  2. DTIから電話で連絡が来る
  3. 開通工事
  4. 開通、接続設定

転用・事業者変更の場合

  1. 今のフレッツ光(またはほかの光コラボ)から、転用承諾番号または事業者変更承諾番号を取る(有効期限は15日間)
  2. DTI光を申し込む
  3. DTIから電話で連絡が来る
  4. 開通、接続設定

転用承諾番号を取るときは、フレッツ光のID、契約者名、設置場所の住所、料金の支払い方法などが必要になる。番号の有効期限は15日間なので、取ったら早めに申し込みたい。

転用で気をつけたい点がいくつかある。今のフレッツ光で受けている割引やキャンペーンは終わる。ひかり電話やフレッツ・テレビなどNTT側のオプションも一緒に転用され、サービス内容が一部変わることがある。NTTの工事費を分割で払っている途中なら、残りはDTIから請求され、残債の状況によっては申込みを断られることもある。いま他社のプロバイダを使っていれば、そちらの違約金がかかる場合がある。電話料金と合算して払うNTTファイナンスの回収代行を使っていて、請求がフレッツ光の回線料だけの場合は、その支払い方法は使えなくなる。

解約と乗り換えの注意

開通月は解約できない

DTI光は、開通した月には解約や移転の手続きができない(初期契約解除が適用される場合は除く)。開通月の翌月に解約すると、その月の利用料金はかかる。初期契約解除制度の対象だが、法人は対象外だ。

解約日は月末

解約手続きをすると、DTIから電話連絡があり、サービスの廃止日が決まる。解約日は廃止日が属する月の末日になる。月の途中で手続きをしても、その月の末まで契約が続くと考えておけばよい。

他の光コラボへ乗り換えるとき

DTI光から別の光コラボへ移る場合は、MyDTIの解約手続きで「事業者変更を希望する」を選ぶ。手続きの完了から2営業日ほどで、事業者変更承諾番号がメールで届く。解約日は事業者変更が完了した日の月末で、解約月の月額は日割りにならず全額かかる。

工事費の残額と契約解除料

工事費を分割で払っている途中で解約すると、事業者変更の場合も含めて、残りの分割工事費をまとめて請求される。新規で開通して24か月たつ前に解約すると、残った回数分の1,100円が一度に来る計算だ。

もう一つ確認しておきたいのが契約解除料だ。公式のトップページには「契約期間の縛りがない」と書かれている。一方、注意事項のページの事業者変更の項には、最低利用期間内に解約した場合は契約解除料が発生する場合がある、という記載もある。金額は申込みの経路と利用期間で変わるとされ、今回の確認では具体的な額までは分からなかった。

どちらも公式の記載なので、どちらが正しいと決めつけることはしない。申込みの経路によって条件が違う可能性があるため、申し込む前に、自分の申込み方法で最低利用期間と契約解除料があるかどうかを、公式サイトかカスタマーサービスで確認してほしい。電話相談は0120-665-495(10時〜19時、年末年始を除く)で受け付けている。

向いている人・向かない人

状況 考え方
今フレッツ光を使っていて、請求を1つにまとめたい 最大速度を変えない転用なら工事費0円で、1ギガならようこそ割とのりかえ割が重なる。転用で終わる今の割引は先に確認したい
auのスマホを使っている 1ギガのプランならauセット割の対象。割引額はauのプランで変わる
10ギガを使いたい新規の人 クロス割で6か月半額。ただし提供エリアが一部で、対応機器が必要。7か月目からは6,380円
口座振替で払いたい、法人で申し込みたい どちらにも対応している
10ギガとスマホのセット割を両方使いたい セット割はクロスプランが対象外なので両立しない
短期間だけ使う予定 開通月は解約できず、解約は月末、工事費の残額も一括請求になる。期間が短いならホームルーターなども比べたい

光回線以外の選択肢も含めた考え方は「自宅のネット回線の選び方 光回線・ホームルーター・テザリングを比較する」で整理している。

よくある質問

Q1. DTI光とフレッツ光は何が違いますか

回線の設備はフレッツ光と同じだが、DTI光は回線とDTIのプロバイダを一体にした光コラボで、契約先と請求先がDTIになる。回線とプロバイダを別々に解約することはできない。

Q2. 工事費は本当にかからないのですか

新規の派遣工事の基本工事費26,400円は、1,100円×24回の分割分を工事費相当額割引で同額引くので、24か月使い続ければ実質0円になる。無派遣工事の3,300円、土日祝日の追加工事費、オプション工事費は割引の対象外だ。途中で解約すると残りの工事費をまとめて請求される。

Q3. 転用でもクロス割は使えますか

使えない。クロス割は新規開通が対象で、転用・事業者変更、1ギガからのプラン変更、同じエリア内の転居は対象外だ。転用で使えるのは、1ギガならようこそ割とのりかえ割になる。

Q4. ルーターは必ずレンタルが必要ですか

必須ではない。ひかり電話をつければホームゲートウェイはNTTから無料でレンタルされ、自分で接続機器を用意する場合もレンタルは不要だ。ただしクロスプランでは10ギガ対応の機器がないとIPv4の通信ができない。

Q5. 契約期間の縛りはありますか

公式のトップページでは縛りがないとしている。一方で、最低利用期間内の解約で契約解除料が発生する場合がある、という記載もある。申込みの経路で条件が違う可能性があるので、申し込む前に公式で確認してほしい。

Q6. 解約月の料金は日割りになりますか

解約日はサービス廃止日が属する月の末日で、他の光コラボへ事業者変更する場合も、解約月の月額は日割りにならず全額かかる。

まとめ

DTI光は、フレッツ光の回線とDTIのプロバイダを1つにした光コラボだ。月額は1ギガのファミリー5,280円、マンション3,960円、10ギガのクロスが6,380円(2026年10月16日確認)。新規の派遣工事費26,400円は24か月の割引で相殺され、新規のクロスは6か月半額、1ギガは12か月のようこそ割、転用はのりかえ割が重なる。一方で、開通月は解約できない、解約は月末、途中解約では工事費の残額が一括で来る、契約解除料の記載もある、といった点がある。申し込む前に、新規か転用か、1ギガで足りるか、セット割の対象になるか、そして自分の申込み経路での契約条件を公式で確かめておきたい。

DTI光の申し込みページで料金と特典を確認する

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出典と確認日

確認日は2026年10月16日。料金や特典、契約条件は変わることがあるため、申し込む日に公式サイトで確認してほしい。

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