2026年の時点で、iPhoneとAndroidのあいだの引っ越しは数年前よりかなり楽になっています。Appleのサポートページには、iOS 26.3以降のiPhoneから「設定」アプリでAndroidへデータとeSIMを送る手順が載り、Android側にも「iOSに移行」アプリを使わずにiPhoneへ移せる機種が出てきました。それでも、LINEのトーク履歴、二要素認証アプリ、電子マネーの残高は、端末まるごとの転送ツールとは別の手続きが要ります。この記事では、移行元と移行先の組み合わせごとに公式の手段を表にまとめ、そのあとで転送ツールでは移らないものの扱いと作業の順番を整理します。手順と条件は2026年10月4日にApple・Google・LINEの公式ヘルプで確認した内容です。
事前準備:移行方法を選ぶ基準
データ移行にはいくつかの方式があり、どれが向いているかは通信環境やデータ量によって変わります。作業を始める前に、次の4つの基準で自分の状況を確認しておくと迷いにくくなります。
1. 自宅や作業場所に安定したWi-Fi環境があるか
2. 写真・動画を中心にデータ量が多いか、少ないか
3. 当日にどれくらい時間を確保できるか(数十分か、半日以上か)
4. 新旧の端末が同じOS同士か、iPhone↔Androidのようにまたぐか
Wi-Fi環境が不安定な場所で作業する場合は、通信回線に依存しないケーブル接続やPC経由の方法が候補になります。逆にデータ量が少なく時間に余裕がない場合は、クラウド経由が最も手軽です。OSをまたぐ機種変更では、後述するようにクラウドや個別アプリの移行機能を組み合わせる必要があるため、事前に引き継げる範囲を確認しておく準備時間も見込んでおきましょう。
データ移行の主な方式(比較表)
代表的な移行方式には次の4種類があります。それぞれ通信環境の要否や向いているケースが異なるため、状況に合わせて選びます。
| 移行方法 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| クラウドサービス経由 | 写真・連絡先・アプリの設定などをオンライン上に一時保存してから新端末で復元する。Wi-Fi環境があれば場所を選ばず行える | データ量が中程度で、安定したWi-Fiが確保できる場合 |
| 本体同士を直接接続 | ケーブルや専用の変換アダプターで新旧の端末を直接つなぎ、データを転送する。通信量を消費せず、クラウド経由より短時間で終わることが多い | データ量が多く、通信環境に左右されず短時間で終えたい場合 |
| PCを経由したバックアップ・復元 | 専用ソフトを使いPCに一度データを保存してから新端末に書き戻す方法。大容量データの移行や、通信環境が不安定な場合に有効 | 大容量データを扱う、または自宅にWi-Fiがない場合 |
| 個別アプリでの移行 | SNSやメッセージアプリなど、アプリごとに用意された引き継ぎ機能を使う方法。OSをまたぐ移行では特に重要になる | iPhone↔Androidなど、OSをまたいで特定アプリのデータを引き継ぎたい場合 |
実際にはこれらを単独で使うのではなく、基本データはクラウド経由、個別アプリのデータは各アプリの移行機能でというように組み合わせて使うケースが一般的です。
移行元と移行先の組み合わせ別 公式の移行手段(2026年10月確認)
同じ「データ移行」でも、どの端末からどの端末へ移すかで使う道具が変わります。Apple・Googleのサポートページに書かれている条件を、組み合わせごとに並べました。
| 組み合わせ | 公式の手段 | 公式ページに書かれている条件・注意 |
|---|---|---|
| iPhone → iPhone | クイックスタート(新旧の端末を近づける) | 旧端末がiOS 11以降。旧端末はWi-Fiに接続しBluetoothをオン。転送方法は「iCloudからダウンロード」と「以前のデバイスから直接転送」から選ぶ。有線接続やiCloud・コンピュータのバックアップからの復元もできる |
| Android → iPhone | Google Playの「iOSに移行」アプリ | iPhone側の初期設定の途中で「Androidから」を選ぶ。設定を終えてしまった場合はiPhoneを消去してやり直すか手作業で移す。iPhoneが一時的なWi-Fiネットワークを作り、表示された10桁または6桁のコードをAndroidに入力。USB-Cケーブルで直接つなぐとより高速。音楽・ブック・PDFは手作業 |
| Android → iPhone(アプリなし) | iPhoneの「アプリとデータを転送」で「Androidから」→アプリを使わずに転送 | 対応するバージョンのAndroid 17を載せたサポート対象機種のみ。対応しているかは端末メーカーに確認するよう案内されている |
| iPhone → Android | iPhoneの「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「Androidに転送」 | iOS 26.3以降で、移行先は対応するバージョンのAndroid 17。他社製アプリのデータはアプリの開発元が対応した時点から移せる。eSIMの転送は対応通信事業者に限られ、日本はKDDI |
| Android → Android(Pixelの例) | 初期設定の「アプリとデータのコピー」 | ケーブル接続が推奨。Wi-Fiで移す場合は、移行元がAndroid 5以降、移行先のPixelがAndroid 12以降。Pixelの空き容量が足りないと移行が一時停止することがある |
出典 Apple サポート(ページ番号102659・118670・126058)、Google Pixel ヘルプ「以前のデバイスから Google Pixel にデータを移行する」。2026年10月4日確認。Pixel以外のAndroidは、各メーカーの移行アプリと手順を公式サポートで確認してください。
表から分かるとおり、OSをまたぐ移行も「初期設定の途中で始める」のが基本です。新しい端末を先に一通り設定してしまうと、Android→iPhoneの場合はiPhoneを消去してやり直すことになります。届いた端末の電源を入れる前に、旧端末の充電と、この記事の後半にある「移行できないもの」の処理を済ませておくと手戻りがありません。
移行手順をステップごとに解説
ステップ1:事前準備(バックアップとID・パスワードの整理)
移行作業を始める前に、旧端末側でバックアップを取得しておきます。あわせて、各種サービスのID・パスワードを控えておくと、新端末での再ログイン時に慌てずに済みます。二段階認証を設定しているサービスは、認証アプリ側の移行手続きも必要になる場合があるため、この段階で確認しておくことが重要です。
ステップ2:クラウド経由での移行手順
OS標準のクラウドバックアップ機能を使う場合、旧端末で最新のバックアップを作成したうえで新端末を起動し、初期設定の画面でバックアップからの復元を選択する流れが一般的です。復元には写真や動画の枚数に応じて数十分から数時間かかることがあるため、電源とWi-Fi接続を確保した状態で進めます。
ステップ3:本体直結・ケーブルでの移行手順
新旧の端末を専用ケーブルや変換アダプターで直接つなぐ方法では、画面の案内に沿ってペアリングし、移行するデータの種類を選択したうえで転送を開始します。通信回線を使わないため、データ量が多い場合でもクラウド経由より短時間で完了しやすいのが特徴です。
ステップ4:キャリアショップでの移行サポートを利用する場合
自分で作業するのが不安な場合は、契約している携帯電話会社の店舗で代行・補助してもらう方法もあります。混雑する時期は予約が必要になることが多いため、早めに予約しておくとスムーズです。
同じOS同士(iPhone→iPhone、Android→Android)の移行
同じOS同士の機種変更であれば、メーカーが提供する公式の移行機能を使うのが最も確実です。クラウドサービスにバックアップを取ってから新端末で復元する方法や、新旧の端末を近づけて自動で転送する機能が用意されている場合が多く、画面の案内に沿って進めるだけでアプリの並び順まで再現できることもあります。Androidの場合はメーカーごとに専用の移行アプリが用意されていることが多いため、事前に公式サポートページで確認しておくと安心です。バッテリー残量や通信環境(できれば安定したWi-Fi)を確保した状態で行うことが推奨されます。
異なるOS間(iPhone↔Android)の移行で注意すべきこと
iPhoneからAndroid、またはその逆といったOSをまたぐ機種変更では、同じOS同士の移行に比べて引き継げる情報の範囲が狭くなる傾向があります。写真や連絡先、カレンダーの予定など基本的なデータは専用の移行アプリで引き継げることが多い一方、アプリ内の購入履歴や課金データ、一部アプリの詳細な設定はOSをまたぐと引き継げない場合がある点には注意が必要です。特にメッセージアプリのトーク履歴や健康管理アプリの記録データは、アプリごとに個別のバックアップ・復元手順を確認しておく必要があります。電子書籍や音楽などストアで購入したコンテンツも、購入元のストアが異なると再ダウンロードできないケースが一般的なので、事前にヘルプページで確認しておきましょう。
Appleの案内では、Android→iPhoneの転送中にAndroid側で別のアプリを使ったり電話を受けたりすると、コンテンツが転送されません。転送が終わるまで「iOSに移行」アプリを画面に出したままにし、2台とも電源につないで近くに置いておくよう書かれています。夜に始めるなら、着信の少ない時間帯を選ぶほうが確実です。
手続き面で押さえておきたい変化もあります。総務省が定める「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正、同年10月1日から適用)により、同日以降に発売される端末をSIMロックがかかった状態で販売することは原則として禁止されました。それ以前に購入した端末を使い続ける場合は、契約先で解除の手続きが必要になることがあります。回線を乗り換えたあとで端末が使えないと分かる事態を避けるため、古い端末を継続して使う予定があるなら、事前に状態を確認しておいてください。
移行前に確認・準備しておきたいこと
- 各種サービスのID・パスワードを事前に控えておく(二段階認証を設定している場合は特に重要)
- 写真や動画は容量が大きくなりやすいため、クラウドの空き容量を事前に確認しておく
- キャリア決済やアプリ内課金の情報は、機種変更前に引き継ぎに必要な手続きがないか確認する
- 認証アプリ(2段階認証用のワンタイムパスワード生成アプリ)は、機種変更時に個別の移行手続きが必要になることが多いので注意する
- 旧端末の充電残量を十分に確保しておく(移行作業中に電源が落ちるとデータが破損する可能性がある)
電子マネー・キャッシュレス決済の移行
交通系ICカードのアプリ版や、スマホに登録したクレジットカード情報を使うキャッシュレス決済サービスも、機種変更時に個別の移行手続きが必要になることが多い項目です。特に電子マネーの残高情報は、専用の移行手続きを踏まずに旧端末を初期化してしまうと引き継げなくなるリスクがあります。多くのサービスは機種変更前に専用の操作(残高の移行申請や、サーバー側への情報退避手続き)を案内しているため、対象のアプリがある場合は事前にヘルプページで手順を確認しておきましょう。
電子マネーの移行手続きを行わないまま端末を初期化・売却してしまうと、残高が復元できなくなる場合があります。作業の順番を誤らないよう、必ず移行手続きを先に済ませてから初期化してください。
SIMカード・回線の切り替え
データの移行とは別に、電話番号を使うための回線設定の切り替えも必要になります。物理SIMを差し替えるだけで完了する場合もあれば、eSIMの場合は新端末側で契約情報を再ダウンロードする手続きが必要です。他社から乗り換える場合は、電気通信事業法にもとづくMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の手続きにより、電話番号を引き継いだまま契約を移せます。切り替えタイミングによっては一時的に通話・通信ができなくなる時間が発生するため、緊急連絡の予定がない時間帯に作業すると安心です。
移行できないものを先に把握する
移行ツールを走らせれば全部が移ると考えていると、あとで困ります。仕組み上どうしても引き継げないものがあり、それは事前の作業でしか救えません。
| データ | 移行の可否 | 事前にやること |
|---|---|---|
| 写真・動画・連絡先 | 移せる | クラウドの同期が完了しているか確認する |
| アプリ本体 | 再インストールされる | 有料アプリは同じアカウントで購入したものか確認する |
| アプリ内のデータ | アプリごとに異なる | ゲームなどは引き継ぎコードやアカウント連携を旧端末で発行しておく |
| 二要素認証アプリ | 移行手順が別にある | 旧端末で移行用のコードを出す。これを忘れると各サービスから締め出される |
| 電子マネーの残高 | サービスごとの手続きが必要 | 旧端末で残高を預ける操作を行う |
| おサイフケータイの会員情報 | サービスごとの手続きが必要 | 各サービスの移行手順に従う |
| LINEなどのトーク履歴 | アプリの機能で移せる | 旧端末でバックアップを取る。OSをまたぐと制限がある場合がある |
| SMSで届く認証コード | 回線に紐づく | 回線の切り替えのタイミングを考える |
| ブラウザの保存パスワード | 同期していれば移せる | 同期をオンにしておく |
LINEと認証アプリは公式の手順がこう書かれている
| アプリ | 旧端末が手元にあるとき | 旧端末がないとき・注意点 |
|---|---|---|
| LINE | 旧端末で「ホーム」→「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を表示し、新端末で読み取る。新端末でログインした時点で旧端末からアカウントが消える | 電話番号とパスワードでログインする。バックアップ用のPINコードを設定していれば、復元されるのは直近14日間のトーク履歴。有料のプレミアムバックアップを使っていれば、機種に関係なく全トーク履歴を引き継げる |
| Google認証システム | 新端末のアプリでGoogleアカウントにログインすれば、コードは自動で同期される | Googleアカウントなしで使っている場合は、旧端末で「アカウントを移行」→「アカウントのエクスポート」でQRコードを作り、新端末の「アカウントのインポート」で読み取る。旧端末を初期化したあとではこの操作ができない |
出典 LINEヘルプセンター「iPhoneからAndroidへのLINEの引き継ぎ方法」ほか同シリーズ、Google アカウント ヘルプ「Google 認証システムのコードを取得する」。2026年10月4日確認。
LINEの「直近14日間」は見落とされやすい数字です。旧端末が壊れてからでは、それより前のトークはバックアップがない限り戻りません。機種変更の予定が立った時点で、トーク履歴のバックアップとPINコードの設定を済ませておいてください。
もっとも取り返しがつかないのが、二要素認証アプリです。旧端末を初期化したあとでは移行できず、各サービスの復旧手続きを一つずつ踏むことになります。移行作業の最初に、これだけは処理してください。
作業の順番
| 順番 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 二要素認証アプリの移行、引き継ぎコードの発行 | 旧端末が使えるうちにしかできない |
| 2 | 電子マネー残高の預け入れ、会員情報の移行手続き | 同上 |
| 3 | バックアップの作成と完了の確認 | 途中で止まっていることがある。完了表示を目視する |
| 4 | 新端末で復元、動作の確認 | ここまで旧端末は初期化しない |
| 5 | 回線の切り替え | SMS認証が必要な場面に備え、復元の後にする |
| 6 | 一通り使ってみて欠けがないか確認 | 数日は旧端末を残しておく |
| 7 | 旧端末のサインアウトと初期化 | アカウントに紐づいたままだと、売却や下取りで問題になる |
7の前に必ずサインアウトしてください。初期化だけではアカウントのロックが残り、次の所有者が使えない状態になることがあります。手放すときの手順は使わなくなったガジェットの手放し方5経路を比較 売却・下取り・リサイクルの選び分けにまとめました。
よくある失敗と注意点
データ移行でつまずきやすいポイントは、実はある程度パターン化されています。あらかじめ知っておくことで、当日のトラブルを減らせます。
・移行手続きを終える前に旧端末を初期化してしまい、電子マネーの残高や認証アプリのデータが失われる
・クラウドの空き容量が不足しており、バックアップが途中で止まる
・充電が十分でない状態で移行を始め、途中で電源が落ちてデータが破損する
・OSをまたぐ移行で、購入済みの有料コンテンツが引き継げると思い込んでいた
・移行後の動作確認をせずに旧端末を手放してしまい、不具合に気づけない
こうした失敗の多くは、手順を確認し順番を守るだけで避けられます。電子マネーや認証アプリのように先に手続きが必要なものは、初期化前に対応しておくことが大切です。
移行後に確認しておきたいこと
データの移行が完了した後は、主要なアプリが正常に起動しログイン状態が保たれているか、写真や連絡先が過不足なく反映されているかを一通り確認します。画像・動画は容量が大きい分、移行中に一部だけ反映が遅れることもあるため、時間を置いて再確認すると安心です。
旧端末の初期化と処分・売却の準備
新端末への移行が完了し、しばらく問題なく使えることを確認できたら、旧端末はアカウントからのログアウトと工場出荷状態への初期化を行います。初期化前にアカウントのひも付けを解除しておかないと、売却先や譲渡先で正しく初期設定ができない場合があります。下取りや売却を予定している場合は、初期化に加えて画面の傷や動作状況も事前に把握しておくとスムーズです。
普段からのバックアップ習慣が移行を楽にする
機種変更のタイミングだけでなく、日頃からクラウドへの自動バックアップを有効にしておくと、いざというときの移行作業がスムーズになります。多くのスマホは充電中かつWi-Fi接続中に自動でバックアップを行う設定が用意されているため、あらかじめ有効にしておけば機種変更当日に慌ただしくデータをかき集める必要がなくなります。
よくある質問
Wi-Fi環境がない場所でもデータ移行はできますか?
本体同士を直接ケーブルで接続する方法であれば、通信回線を使わずにデータを転送できる場合があります。大容量のデータを移行する際は特に有効です。
LINEのトーク履歴は機種変更後も残りますか?
旧端末が手元にあれば「かんたん引き継ぎQRコード」で引き継ぐのが公式のおすすめです。旧端末がない場合、バックアップ用のPINコードを設定していれば直近14日間のトーク履歴が復元されます。それより前のトークを残したいなら、旧端末が使えるうちにトーク履歴をバックアップしておきます(LINEヘルプセンターの案内、2026年10月4日確認)。
アプリ内で購入した有料コンテンツは引き継げますか?
同じアカウントでログインすれば引き継げることが多いですが、OSをまたぐ機種変更(iPhone↔Android)の場合はストアが異なるため引き継げないケースが一般的です。
新しいiPhoneを先に設定してしまいました。Androidのデータは移せますか?
Appleの案内では、「iOSに移行」アプリでの転送はiPhoneの初期設定の途中でしか始められません。すでに設定を終えた場合は、iPhoneのデータを消去して設定し直すか、連絡先や写真をGoogleアカウントなどを使って手作業で移すことになります。
移行にどれくらいの時間がかかりますか?
データ量や移行方法によって大きく異なりますが、写真や動画が多い場合は数時間かかることもあります。時間に余裕を持って作業することをおすすめします。
二段階認証のアプリはどう引き継げばよいですか?
多くの認証アプリは機種変更専用の移行コードやバックアップ機能を提供しています。事前に該当アプリの設定画面で移行手順を確認しておくと、ログインできなくなるトラブルを避けられます。
機種変更の作業はどれくらい前から準備すればよいですか?
データ量やアプリの数によりますが、電子マネーの移行手続きや認証アプリの確認などは数日前から少しずつ進めておくと、当日の作業が短時間で済みます。
旧端末はどのタイミングで初期化すればよいですか?
新端末で主要なアプリの動作確認が済み、電子マネーなど個別の移行手続きがすべて完了してから初期化するのが安全です。動作確認前に初期化すると、不具合があった場合に旧端末のデータを参照できなくなります。
まとめ
データ移行は同じOS同士であれば公式の移行機能で比較的スムーズに完了しますが、OSをまたぐ場合はアプリごとの個別対応が必要になる部分が増えます。事前にID・パスワードの控えや二段階認証の移行方法を確認し、電子マネーの移行手続きを済ませたうえで、移行後の動作確認と旧端末の初期化まで一連の流れとして計画しておくと、トラブルなく機種変更を終えられます。
機種変更後、古い端末を手放すところまでの流れは使わなくなったガジェットの手放し方5経路を比較 売却・下取り・リサイクルの選び分けにまとめています。初期化の前にやっておくことも整理しました。
出典・参考情報
総務省が定める「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」(2021年8月改正、同年10月1日から適用)。同日以降に発売される端末をSIMロックがかかった状態で販売することは原則として禁止されました/各OSおよび各メーカーが提供するデータ移行ツールの仕様と対応範囲は、OSのバージョンおよび機種ごとに異なり随時更新されます。移行できるデータの種類、移行できないアプリのデータ、事前に必要な準備は、実行前に提供元の公式な手順を確認してください/おサイフケータイなど非接触決済の残高や会員情報の移行には、サービスごとに定められた手続きが必要です。機種変更前に各サービスの案内を確認してください。
- Apple サポート「クイックスタートを使って新しいiPhoneやiPadにデータを転送する」https://support.apple.com/ja-jp/102659(公開日 2026年9月17日)
- Apple サポート「AndroidからiPhoneまたはiPadに移行する」https://support.apple.com/ja-jp/118670(公開日 2026年6月3日)
- Apple サポート「iPhoneやiPadからeSIMとデータをAndroidデバイスに転送する」https://support.apple.com/ja-jp/126058(公開日 2026年5月14日)
- Google Pixel ヘルプ「以前のデバイスから Google Pixel にデータを移行する」https://support.google.com/pixelphone/answer/7129740?hl=ja
- LINEヘルプセンター「iPhoneからAndroidへのLINEの引き継ぎ方法」https://help.line.me/line/smartphone/?contentId=200002099&lang=ja
- Google アカウント ヘルプ「Google 認証システムのコードを取得する」https://support.google.com/accounts/answer/1066447?hl=ja
いずれも2026年10月4日に確認。手順や対応機種は更新されるため、作業の直前に各ページを開き直してください。
