Surfshark(サーフシャーク)はVPNサービスで、料金ページには「Surfshark Starter」「Surfshark One」「Surfshark One+」の3プランが並ぶ。契約前に読み違えやすいのは、月額の見え方、30日間返金保証が使えない場面、そして自動更新の3つだ。公式の料金ページ、利用規約、サポート記事を2026年10月20日に確認した結果を先にまとめる。
- 24か月プランの表示は、Starter と One が「¥388 /月」、One+ が「¥618 /月」。いずれも「+ 3 延長月」が付き、最初の27か月分のセール価格は Starter と One が10,476円、One+ が16,686円。月額は総額を月数で割った換算で、毎月引き落とされる額ではない
- 返金保証は「初回購入から30日以内」が前提で、すでに更新されたサブスクリプション、返金不可のアドオン、公認請求パートナー(Paddle、Google Play、Cleverbridge)以外からの購入、以前に返金を受けた場合は対象外。定期支払いは返金されない
- 有料サービスは期間の終わりに自動更新される。更新後の具体的な金額は、今回取得した公式ページでは確認できなかった
- 同時接続の台数は無制限とされる一方、公正利用ポリシーによる制限の余地と、Antivirus は1アカウント5台までという例外がある
価格とキャンペーンは2026年10月20日時点の公式表示だ。料金ページでは「ブラックフライデーセール」として表示されていたが、終了日の記載はなかった。この記事は当サイトがSurfsharkを契約して試した記録ではなく、公開情報をまとめたものになる。条件を読んで当サイトが気になった点は、後半の「当サイトの見方」に分けた。
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Surfsharkとは
Surfsharkは、端末の通信を暗号化してVPNサーバー経由でインターネットにつなぐサービスだ。公式の料金ページによると、対応しているのは Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Android TV、Apple TV、Fire TV の各デバイスで、Chrome・Firefox・Edge 向けのブラウザ拡張機能もある。アプリが入らないゲーム機やスマートテレビは、ルーター経由か手動設定でつなぐ。
VPNは通信経路を守る道具のひとつで、あらゆる危険を防ぐものではない。この記事は契約条件の整理であって、法的助言や安全性の診断ではない点も断っておく。
VPN各社の料金と返金条件を並べた比較は「VPN5社の料金・返金の比較」で扱っている。こちらはSurfshark1社に絞り、規約の細部まで読み込む。
この記事で何を確かめたか
VPNの契約でお金の差が出やすいのは、申し込む瞬間よりも「やめるとき」と「続けたとき」だ。そこで次の5点に絞って公式の記載を集めた。
- 3プランの表示価格と、実際に最初に払う総額
- 30日間返金保証の対象と対象外、申請先
- 自動更新の仕組み、請求のタイミング、解約の方法
- 同時に接続できる端末の数と、その例外
- サーバー数やノーログの記載など、公式が示している範囲
根拠は、Surfsharkの料金ページ、機能ページ、利用規約、サポート記事「Surfsharkの返金ポリシーについて」の本文に限り、口コミや他社のまとめは使っていない。見つからなかった項目は推測で補わず、後半の節に一覧にした。
3プランの料金(2026年10月20日時点)
料金ページの表示
料金ページは「24 月」「12 月」「1 月」のタブで切り替わる作りで、最初に開いたときは24か月のタブが表示される。以下はその既定表示の内容だ。
| 項目 | Surfshark Starter | Surfshark One | Surfshark One+ |
|---|---|---|---|
| 月額の表示 | ¥388 /月 | ¥388 /月 | ¥618 /月 |
| 期間 | 24か月 + 3 延長月 | 24か月 + 3 延長月 | 24か月 + 3 延長月 |
| 最初の27か月のセール価格 | 10,476円 | 10,476円 | 16,686円 |
| 同じ行に並ぶ金額 | ¥68,796 | ¥79,326 | ¥91,476 |
| 節約の表示 | 85% | 87% | 82% |
| 返金保証の表示 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 | 30日間返金保証 |
各総額のあとには「(付加価値税が適用されます)」と添えられ、ページ下部の免責には「料金はご利用の通貨、VAT、適用されるクーポンによって異なる場合があります」とある。税が表示額に含まれるのか別に加わるのかは本文から読み取れなかったので、最終的な支払額は決済画面で確認を。
「¥388 /月」は毎月の引き落とし額ではない
月額の表示は、最初の27か月分の総額を月数で割った換算額だ。表の数字で計算すると次のようになる(当サイトの計算)。
- Starter・One 10,476円 ÷ 27か月 = 388円
- One+ 16,686円 ÷ 27か月 = 618円
どちらも料金ページの月額表示と一致する。料金ページのよくある質問では「2年プランは契約開始時に1回、契約満了後は毎年請求されます」と説明されており、24か月プランを選ぶと最初に27か月分をまとめて払う形になる。月々388円ずつ引き落とされるわけではないので、カードの利用枠や家計の予定はこの総額で考えたほうがよい。
横に並ぶ高い金額は何か
料金ページの原文は「初めの 27ヶ月間は ¥68,796 セール価格 ¥10,476 です」(Starter)のように、2つの金額が続けて書かれている。高いほうの数字(¥68,796、¥79,326、¥91,476)が何を基準にした金額なのか、公式の本文には説明がない。通常価格や更新後の価格とは限らないため、当サイトでは意味を断定しない。節約率が何と比べた割合かも同様に判断できなかった。
12か月・1か月プランの価格
タブとして「12 月」「1 月」があることは確認できたが、それぞれの月額と総額は公式の取得ページでは確認できなかった。料金ページのよくある質問には「月額プランは毎月、1年プランは12か月ごとに」請求されるとあるので、請求の間隔だけは分かる。金額は申込画面で直接見るしかない。
10月13日からの変化
当サイトは2026年10月13日にも同じ料金ページを取得している。その時点と比べると、One+ だけ表示が下がっていた。
- 月額の表示 ¥698 /月 → ¥618 /月
- 27か月のセール価格 18,846円 → 16,686円
- 節約の表示 79% → 82%
Starter と One の価格、「+ 3 延長月」、返金保証の文言は変わっていなかった。1週間で表示が動いた例があるので、ここに載せた数字は2026年10月20日の記録として読み、申込当日の画面を優先したい。
プランに含まれるもの
料金ページには「プランに含まれるもの」として、VPN、Alternative ID、詐欺対策、Antivirus、Alert、個人情報窃盗補償、データ削除(Incogni)が並ぶ。どのプランにどの機能が付くかの対応は、今回取得した本文からは整理できなかった。個人情報窃盗補償には、ニューヨーク州在住者を除く米国在住者向けとの注記がある。日本在住者がこの補償を使えるとは書かれていない。
30日間返金保証の条件
料金ページには「登録から30日以内であれば返金が可能です」とあり、各プランにも「30日間返金保証」と表示されている。ところがサポート記事と利用規約まで読むと、30日以内であっても返金されない場面がいくつも定められている。
返金が認められる4つの条件
サポート記事「Surfsharkの返金ポリシーについて」は、次の条件をすべて満たす場合に「返金が認められる場合があります」としている。
- Surfsharkから直接、または対象の販売代理店(Paddle、Google Play、Cleverbridge)を通じて購入している
- リクエストが初回購入から30日以内である
- 該当のサブスクリプションで以前に返金を受けていない
- 返金不可のサービスやオプションを購入していない
返金の対象と対象外
サポート記事の「適用されません」の項目と、利用規約第4項の記載を表にまとめた。
| 状況 | 扱い | 根拠 |
|---|---|---|
| Surfsharkのウェブサイトで初めて購入し、30日以内に申請 | 全額返金の対象 | サポート記事 |
| サブスクリプションがすでに更新されている | 対象外 | サポート記事 |
| 以前に返金を受けたことがある | 対象外(保証は初回の購入のみ) | サポート記事 |
| 公認請求パートナー(Paddle、Google Play、Cleverbridge)以外で購入 | 対象外 | サポート記事・利用規約 |
| 返金不可のアドオン(匿名の専用IP、Alternative ID サービスなど)を購入 | 対象外 | サポート記事・利用規約 |
| プリペイドカード・ギフトカードで購入 | 対象外 | 利用規約 |
| 自動更新などの定期支払い | 返金不可 | 利用規約第4項 |
| Apple App Store・Amazon Appstore で購入 | 各ストアに申請 | サポート記事 |
利用規約第4項には「30日間返金保証は最初の購入にのみ適用され、すべての定期支払いは返金不可」と明記されている。2回目以降の請求で「やはりやめたい」と思っても、保証は使えないということだ。
匿名の専用IPや Alternative ID のような返金不可のアドオンを購入している場合は、30日間返金保証そのものが「適用されません」という書き方になっている。
申請の方法と、返金までの日数
返金はカスタマーサポートのライブチャットで依頼する。承認されると、返金は通常「数営業日以内」に処理され、正確な日数は支払い方法や銀行によって異なるとされている。場合によっては、購入時に使った決済プラットフォームが直接処理することもあるという。
アプリストア経由で買った場合
スマートフォンのアプリ内で購入したときは、申請先がSurfsharkではなくなる。
- Apple App Store Appleサポートから直接Appleに依頼する
- Amazon Appstore Amazonサポート経由で、Amazonが管理する
- Google Play Store 購入後48時間以内ならGoogle Playサポートに直接依頼できる。それを過ぎるとSurfsharkのサポートが対応する
自動更新と請求のタイミング
利用規約に書かれた自動更新
利用規約(2026年7月13日更新)の第4項は、有料のSurfsharkサービスは各サービス期間の終了時に自動更新され、自動支払いをキャンセルしていなければ選んだ支払い方法で再び請求されると定めている。支払い情報を入力した時点で自動更新に同意したことになる、とも書かれている。
更新前の連絡については、期間が1か月を超える契約なら、自動更新のお知らせを事前にメールで送るとある。また、現在の期間が終わる前に、登録したクレジットカードで事前承認の取引を始める場合があるとも記されている。
解約(自動決済のキャンセル)の方法
Surfsharkから直接買った場合は、Surfsharkアカウントからいつでも自動決済をキャンセルできる。support@surfshark.com に連絡してサポートに止めてもらう方法も用意されている。サードパーティから購入した場合にキャンセルできるかどうかは、その販売元の規約による。
解約についてのサポート記事には「有効なサブスクリプション期間の未使用部分に対する返金は行われません」とある。自動更新を止めても、すでに払った期間の残りが日割りで戻るわけではない。
更新後の料金
料金ページのよくある質問「Surfsharkの料金は2年後いくらになりますか?」への答えは、「選択されたプランによって異なります。更新時に適用される更新料が請求されます」というものだった。具体的な円額は公式の取得ページでは確認できなかった。27か月が終わったあとの支払額は、更新前の案内メールやアカウント画面で確かめることになる。
接続できる端末の数とサーバー
同時接続は「無制限」、ただし例外あり
料金ページのよくある質問は「台数無制限で同時接続をご利用いただけます」とし、家族全員のデバイスを1つの契約で守れると説明している。機能ページにも同じ趣旨の記載がある。細かく読むと、次の3つの条件が付いている。
- 利用規約の公正利用ポリシーで、同時に接続されたデバイスが過度に多い場合に制限をかける権利を留保している
- Surfshark Antivirus は1アカウントにつき最大5つの同時接続まで
- 無料トライアルの利用中は、期間が終わるまで3台までしか使えない
どの程度が「過度」にあたるかの数字は示されていない。「無制限」の表示だけを見て、どれだけつないでも制限されないと受け取るのは早い。
サーバー数と日本のサーバー
料金ページには「100か国におよぶ 4500+台のサーバー」とあり、すべてのサーバーが10Gbpsにアップグレードされたと書かれている。機能ページの表現は「世界中にある4,500以上のVPNサーバー」だ。いずれも公式の記載で、当サイトが速度を測った値ではない。
日本国内のサーバーの有無や台数は、公式の取得ページでは確認できなかった。日本のサーバーにつなぎたい人は、アプリのサーバー一覧を申込前に見ておくとよい。
ノーログの記載
料金ページには「監査済みのノーログポリシー」と書かれ、利用者の活動を追跡・記録・保存しないと説明されている。一方で、監査を行った会社名と実施年は公式の取得ページでは確認できなかった。「監査済み」の一語だけでは、誰がいつ何を調べたのかまでは分からない。
公式で確認できなかった項目
次の項目は、2026年10月20日に取得した公式ページの本文には記載が見つからなかった。推測では埋めていない。
- 12か月プランと1か月プランの月額・総額
- 27か月の期間が終わったあとの更新料の具体額
- ブラックフライデーセールの終了日
- 日本国内のサーバーの有無と台数
- ノーログ監査を行った会社名と実施年
- プランごとに含まれる機能の対応
- 取り消し線のように並ぶ高い金額(¥68,796など)の意味
当サイトの見方
ここからは、公式の条件を読んで当サイトが注意したいと考えた点だ。実際に契約した経験から書いたものではない。
- 30日間返金保証は「初回の購入」「公認の購入経路」「返金不可のアドオンなし」がそろって初めて使える。お試しのつもりなら、ウェブサイトから本体プランだけを買う形が条件に合わせやすい
- iPhoneのアプリから買うと、返金の窓口はAppleになる。Surfshark側の30日間保証の話とは別の手続きになる点は見落としやすい
- 24か月プランは最初に27か月分をまとめて払い、その後は毎年請求される。更新後の金額が公開ページで分からない以上、満了の1か月ほど前に案内メールを見る予定を入れておくと慌てずに済む
- 「無制限」の同時接続にも公正利用ポリシーの留保がある。家族で分けて使う場合も、この一文は頭に置いておきたい
よくある質問
Q1. 「¥388 /月」は毎月引き落とされる金額ですか
違う。24か月プランは契約開始時に27か月分をまとめて払う。月額の表示は総額を月数で割った換算だ。
Q2. 30日以内なら必ず返金されますか
必ずではない。すでに更新されている、返金不可のアドオンを買った、公認請求パートナー以外で買った、以前に返金を受けた、のいずれかに当たると対象外になる。利用規約では、プリペイドカードやギフトカードでの購入も除かれている。
Q3. iPhoneのアプリで契約した場合、返金はどこに頼みますか
Apple App Store で買った場合はAppleサポートに依頼する。Amazon Appstore や Google Play の扱いは本文の「アプリストア経由で買った場合」にまとめた。
Q4. 契約期間が終わると、いくら請求されますか
公式は「更新時に適用される更新料が請求されます」と説明しているが、具体額は公式の取得ページでは確認できなかった。期間が1か月を超える契約なら事前にメールで案内が届くとされているので、その金額を確かめたい。
Q5. 何台まで同時に使えますか
台数無制限とされているが、公正利用ポリシーで過度な台数を制限する権利が留保されている。Antivirus は1アカウント5台まで、無料トライアル中は3台までだ。
Q6. 日本のサーバーはありますか
日本国内のサーバーの有無や台数は、公式の取得ページでは確認できなかった。
Q7. 今のセール価格はいつまでですか
料金ページは「ブラックフライデーセール」と表示していたが、終了日の記載はなかった(2026年10月20日時点)。
まとめ
この記事のポイント
- 24か月プラン(+3延長月)の表示は Starter・One が¥388 /月、One+ が¥618 /月。27か月分の総額は10,476円と16,686円で、最初にまとめて払う
- 30日間返金保証は初回購入だけが対象。更新済み、返金不可アドオンの購入、公認請求パートナー以外での購入、返金済みの場合は使えず、定期支払いは返金不可
- アプリストアで買った場合の返金は、各ストアに申請する
- 有料サービスは自動更新され、更新後の金額は公開ページでは確認できなかった
- 同時接続は無制限とされるが、公正利用ポリシー、Antivirus の5台、トライアルの3台という例外がある
申し込む前に見ておきたいのは、どこで買うか(ウェブサイトかアプリストアか)、アドオンを付けるかどうか、そして27か月後の更新をどうするかの3点だ。価格の表示は短い間隔で変わっているため、数字は申込画面が最終的な基準になる。
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出典と確認日
2026年10月20日確認(発表元はいずれもSurfshark)
- 料金ページ(プラン・価格・返金保証・よくある質問) https://surfshark.com/ja/pricing
- 利用規約(本文の最終更新日 2026年7月13日。自動更新・解約・返金は第4項、同時接続と公正利用ポリシー) https://surfshark.com/ja/terms-of-service
- サポート記事「Surfsharkの返金ポリシーについて」(記事内の更新表示 2026年10月6日) https://support.surfshark.com/hc/ja/articles/360003103653
- 機能ページ(サーバー数・同時接続) https://surfshark.com/ja/features
One+ の価格の変化は、当サイトが2026年10月13日に取得した同じ料金ページの記録との比較だ。価格は24か月タブの既定表示だけを記録している。条件は変わることがあるので、申し込む日に公式サイトで確かめてほしい。
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アイキャッチ画像: 「Closed lock on laptop」 Yuri Samoilov、CC BY 2.0、Wikimedia Commons(トリミングあり)
